そう丁度この頃に私は、海に来ていた。
それは、覚えてる。
たまに、夢見る謎の男の子。
顔は、分からないのに小さく泣く声。
「奏江ちゃんが…、誰か助けて!!」
あの声は、誰なんだろう?「奏江?」
「えっ!何?」
「ちょっと大丈夫?話聞いてた?」
「えっ?話?何の?」
「だから、残りの夏休みどうするの?宿題やった?」 「やったよ。残りの夏休みは、特に予定ないから、その辺ぶらぶらしてるかな。」
「うわっ!早!まだ終わってないよ~。」
「梨佳が真面目にやらないからでしょ。」
「ひどい!奏江が真面目過ぎるからでしょ。」
