~登場人物~
★鈴野 那奈(スズノ ナナ)
★河嶋 亜海(カワシマ アミ)
★白井 桜(シライ サクラ)
★杉山 奏太(スギヤマ ソウタ)
★山下 隼人(ヤマシタ ハヤト)
★渡部 幸助(ワタベ コウスケ)
「え、でも何で那奈のお母さんが幸助に?」
「……俺と那奈が幼馴染で親同士が仲良いからだ」
「えぇ!!」 「えぇ!!」
二人とも同じタイミングで叫んだ為、ハモってた。
「な、那奈!!そ、そんなこと言って無かったよね!?」
「あ、えと…う、うん;;言い忘れてた…かも;;」
そう、私が二人に話して無かった為、
二人はこんなにも驚いたのだ。
「何だ……二人とも知ってるかと思ってたのにな」
「私が教えて無かったから……」
「もう、そう言う事は早めに教えてよね!!」
「あ…う、うん、気を付けるね;;」
私は苦笑いをしながら言った。
「あー…私用事思い出しちゃったー急いで帰らなきゃー」
すると急に桜が喋り出した…が、凄く棒読み。
ワザとらしい過ぎる。
「あー私も用事、思い出したー早く帰らなきゃー」
何故か亜海も棒読み。
これにこうちゃんは……全く気付いて居ないようだ。
きっと天然?なんだろう。
「え?用事…?聞いて無いよー!!」
「えー言ったじゃん今♪」
「では、私たちはこれで…じゃあね、幸助に那奈!!」
「え、嘘でしょ、ちょっと……!!」
叫んだときには遅かった。二人は走って帰ってしまっていた。
この場に残された私とこうちゃん。
「……よし、帰るか」
こんな時には決まってこうちゃんが喋り出す。
「う、うん///」
私は恥かしそうに返事をした。
そのまま二人は黙って下校中……。
「……な、何か…悪かったな」
恥かしそうにこうちゃんは言った。
「…?どうして……?」
意味の分からない私は首をかしげて聞く。
「そりゃぁ……俺と二人じゃ気まずいかと思って」
こうちゃんは珍しく顔を真っ赤にしていた。
相当恥かしかったのだろう。こんなこうちゃんは久々に見た。






