きのう見た、ドキュメンタリー映画。

監督兼出演のモーガン・スパーロックが、30日間、13食、マクドナルドを食べ続けると、どうなったか、という記録映画。

詳細はこちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC

もちろん、ドキュメンタリーなんだけど、コメディーというか、ブラックユーモアというか・・・・、

ひどいね、かなり!!

なんで、アメリカ人に、こんなにおでぶちゃんが多いか、よーくわかる映画です。


アメリカ人の多くは、ごく日常的にファーストフードを食べてて、週1回、3回、とか多くて、5回、とか、毎日、って人もいる!

このファーストフードを毎日食べると、どうなるか?

実験の前は、引き締まって、けっこういいカラダをしてた、被験者・モーガン。


この実験のルールとして、「スーパーサイズはいかがですか?」とすすめられたら、必ずスーパーサイズにしなきゃいけない。

スーパーサイズっていうと、ハンバーガーはもちろん、ビッグマック。ポテトも、200gぐらい、ジュースは、ハーフガロン(2Lぐらい)で、えげつないカロリーになる・・・。


2日目に初めて、スーパーサイズをすすめられたモーガン。食べ始めて5分後ぐらいは、ご機嫌で食べてたけど、10分後ぐらいからはスローダウン、20分をすぎるとかなり苦しそうで、ビッグマック最後の一口がつらい・・・。ついに、22分後には、嘔吐。ううう、悲惨。


全米の肥満率トップ10に入る都市がいくつもある、テキサス州に行ったときは、毎度スーパーサイズをオススメされて、かなり悲惨な状況だった。

ちなみに、マクドで働いてる人も、ほとんどがおでぶちゃん・・・。

そのうち、健康状態にも異常をきたし、体重も体脂肪も増え、そのうち、肝臓機能の低下、うつになったり、彼女が彼の性欲低下を赤裸々に告白したり、そして、それでも、中毒症状みたいなものが出てきて、マクド商品を食べてないと、頭痛や倦怠感が出たり・・・。

おっそろしーーーーーー!!

どうりで、やみつきになるわけだ。

私はあんまりファーストフードを食べないけど、時々、ムショーに食べたくなるときがある。それは、ストレスがたまってるとき。

あの、油っぽいにおいに、なぜか誘われて、手を脂まみれにしてポテトとかをほおばっちゃう。

そして、食べた後、おなかいっぱいになりすぎて、後悔・・・・。

この映画みたあとは、マクドを食べるのが、ちょっとこわくなります。

もちろん、大人や子供がマクドを食べるには、それなりの背景もあるわけで、第一、手軽。

どこにでもあるし、なんせ、ファースト(早い)フード!

しかも、得られるカロリーの割に、値段が安い。だから、低所得層にとっては、安い値段でお腹がいっぱいになる、というおいしい理由がある。

そして、テレビやメディア媒体での大々的な宣伝のおかげで、子供たちがマクドに行きたがる。行けば、ハッピーセットだの、滑り台だの遊ぶところがある。ビジネスって、おそろしい!

そして、小さいころからこういう習慣で育つと、大人になっても、やっぱりファーストフードを日常的に食べる、そして、自分の子供にも、食べさせる、という悪循環。


単なる、アメリカ人の食生活の意識の問題というだけじゃなく、アメリカの資本主義社会、貧富の格差、地域の格差、いろんな問題を提起している映画。

一応、栄養士のはしくれとして、すごく興味深かったです。