5月末から、10日ほど、日本に帰ってました。
主な目的は、家族の様子を見に。
昨年6月に、祖母が脳内出血で倒れて、右半身不随になったあと、約8ヶ月入院。
その間に、両親は祖母の家の2軒隣りに引越し、その家を祖母が暮らしやすいように改造し、ようやく祖母が帰宅したのが今年1月末。
今回、アメリカの祝日に合わせて休暇を取り、帰ってきました。
今回、できることをやろうと、毎日奮闘。
祖母は週3回のデイケアサービスのほか、外に出ることもなく、窓から明かりの入らない部屋で、寝ながらテレビを見る毎日。
まず最初に、近所の花屋で、ピンクの花のついたサボテン科の植物(カランコエ)を買い、祖母のベッドサイドに置く。この植物は、丈夫なので、1日1回程度、日光に当てればいいらしい。コイツを、まず、祖母のお供として、任命!
ついでに、おばあちゃんの愛読書・女性週刊誌を購入。私としては、小説とかがオススメですが、本人は、キヨっチャン(注:氷川きよし、らしい)や、皇室特集なんかが載ってる、「女性自身」とか、「週刊女性」とかを、昔から愛読してるので、どっちがいいのかわからん私は、2冊まとめて、ご購入!相当喜んでたので、おばあちゃん、プラス、クォン・サンウ目当てのおかん向けに、定期購読の申し込みでもしようかな。
次に、いま、祖母ができることを、チェック。このおばあちゃん、母方の祖母ですが、まあ、私の血に隔世遺伝してるんじゃないかっていう(つまり、母には見られない)、なんでもできるだけ、自分でやろうっていう気持ちが強くて、ベッドから起き上がり、立ち上がって、車椅子に移り、それから、トイレに行ったり、ダイニングまで、車椅子に座ったまま左足で地面を蹴りながら来たり、それから、左手でごはんを食べたり(もとは、右利き)。全部自分でやりたい、っていう気持ちが強くて、リハビリのときから、一生懸命練習してる。
最終目標は、自分で杖を使って、歩くこと。
理学療法士の私から見ると、発症後、もうすぐ1年で、これから、杖を使って歩く練習をして、歩けるようになるかというと、だいぶむずかしいだろうな、と思うけど、孫としての私は、おばあちゃんに、希望を捨ててほしくない。おばあちゃんは、私が去年の1月に会ったときよりも、だいぶ自立してるし、筋力・体力も少しよくなったと思う。おばあちゃんは、このままがんばったら、もとどおりにはならないけど、外に自分で行けるぐらい立ったり歩いたり、できるようになるんじゃないかと、思ってるみたい。
実際、それはむずかしいかもしれないけど、できるだけのことは、おばあちゃんにがんばってほしいし、できるだけ、協力したいと思う。
ほんとは、私がいる間に、杖を買ってきて、せめて、立ち上がるときに、左手で杖を使ったりする練習ができればよかったんだけど、ほかにもやることがたくさんあって、間に合わなかった。でも、こういうことは、たぶん、おばあちゃんが行ってる通所リハビリの理学療法士にも相談したほうがいいだろうから、NYに帰った後で、電話して相談してみようかと思ってる。
あとは、おばあちゃんに、簡単な運動をおしえること。手と足、両方(特に手)、あまり動かないけれど、自分で少しでも動かす練習、右だけじゃできなければ、左手で支えながら、運動やストレッチを、少しでもいいから毎日やるのが大事なので、簡単にベッドに寝ながらや、座ってできる運動を、私の直筆イラストつきで説明。
さっきも言ったように、おばあちゃん、やる気は十分なので、毎日やるって張り切ってました。
そして、最後に、おばあちゃんと一緒に、外を散歩すること。
うちの母は、どうみても積極的ではないタチだし、体力に自信もないので、おばあちゃんの車椅子を押しながら、外出するなんて、ひとりじゃ到底ムリだと考えてるようで、担当のソーシャルワーカーの人に、一緒に、スーパーに買い物、行ったらいかがですか?って言われても、「とんでもない!」っていう調子。
でも、さすがに、外に出るっていっても、デイケアの送迎のみ、100m程度家から出るぐらいで、行きたいところも行けないし、それも週3日。それ以外は日の当たらない部屋にいるのは、病気前に、どこでも出歩いていたおばあちゃんにとっては、つまんないだろうな、ということで、スーパーよりは近い、そして、踏切を渡らずにいける、ウラの神社に行くことにしました。
私が日本にいる最後の日、日曜日、朝から雨。昼前も、どんより。雨ふったら、行けないなあ、と思ってたら、昼過ぎから晴れてきた!!さすが、自称・晴れ女の私と、「デイケアの日は、雨が降ったことない」とおっしゃる、やっぱり晴れ女のおばあちゃんのパワーで、気持ちのいいお天気のもと、お散歩にいくことができました。
おばあちゃんにしたら、去年6月に病気をする前に行って以来、約1年ぶりに、神社のまわりに行くことになり、それよりも、家族のみんなが気づかなかったけど、自分の住んでた家をちゃんと見るのも1年ぶりだったみたい!
というのも、私の両親の住む家は、路地の手前側、祖母が住んでた家は、奥側。デイケアに行くときは、路地の手前のほうに車が待ってるので、そっちのほうしか行かない。そうなると、奥側にある、自分の家や、花の咲いてる庭を見ることもなかったようで、ちょうど、あじさいがきれいに咲いてました。
そんなおばあちゃん。日陰を歩きたがる母とは対照的に、私が車椅子を押すときに、日なたのもとを歩くように頼んだり、風が気持ちいいって、すごく喜んでました。
私はアメリカにいて、なかなか、家族孝行できないのが悩みで、かといって、近いうちに日本に永住帰国する予定もないので、いっしょにいる時間、そして、離れていてもできることをなるべくできるように、いままでお世話になってきたおばあちゃんに、恩返しできたらいいなあ、と思ってます。
自己満足かもしれないけど、でも、おばあちゃんがうれしいと、私もうれしいしね・・・。