いま、治療してる患者さんの中での最高齢は、97歳のおじいちゃん。

このおじいちゃん、サイコーのキャラなのです。


こないだ、クリスマスの前に、バランスをくずして転倒したっていう連絡があったから、こっちから折り返して電話して、

な:「腫れてるの?じゃあ、ひざを氷で冷やしてね。今度来たときに、チェックするから」

じ:「あー、わかったよ」



さて、クリスマスの翌日に、クリニックにやってきたおじいちゃん。

な:「ひざ、ちゃんと冷やした?」

じ:「いやー、クリスマスクリスマスツリーは忙しかったから」

な:「何したの?家族でパーティーとか、プレゼント交換とか?」

じ:「いやー、この歳だからね、もうそういうのはしないよ」

な:「じゃあ、何してたの?」

じ:「コンピューターパソコンコンピューターは、ぼくのことが好きで、ぼくもコンピューターが好きなの。」

な:「でも、コンピューターは、メリークリスマスって言ってくれないでしょ?」

じ:「いや、たぶん、言ってくれてるよ。」

な:「・・・・クリスマスぐらい、コンピューターしなくてもいいんじゃない?」

じ:「いろいろ調べるものがあるんだよ」

な:「調べるって、どうせ株でしょ?クリスマスは、取引ないでしょーが?」

じ:「いや、でも80種ぐらい持ってるから、調べることがたくさんあるんだよ」

な:「・・・・(絶句)

じ:「だって、お金好きお金大好きだーお金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金お金!」

な:「・・・・・。い、いや、でも自分の体が大事だから、ちゃんと冷やしてね」




こんなエピソードに事欠かない。


運動のときに、私がおじいちゃんのする動きにあわせて、数を数えてると、

な:「11,12,13,14・・・」

じ:「979899120123・・・」

ってか、まどわすなよッσ(^_^;)!!


運動が終わって、お水飲む?ってきくと、

じ:「いや、お水はいらないけど、ジンが飲みたい!」

な:「ジンって、あのー、お酒ワイン?」

じ:「そう。毎晩、夕食のときに飲むの。」

な:「・・・いや、まだ夕食じゃないから、ジンはあげないよ」

じ:「そうか、残念しょぼん・・・・」

それが、長生きの秘訣かいッ!



最後に、何か、質問ある?ってきくと。

じ:「うーん、どうやったら一晩で一億円お金作れるか、教えてくれんか?」

な:「・・・・・私が聞きたいぐらいですッグー!!」


フツーの人がいうと、別にどうってことないのかもしれないけど、97歳のおじいちゃんが言うと、ついほっこりお茶する。かなりいいキャラです。