先月訪れた、モロッコの続きです。

 
 
モロッコは形としては、横長の長方形のような形をしてるんですけど、
中程に、東西にアトラス山脈が走ってまして、
 
 
 
北のほうは、ジブラルタル海峡を挟んで、すぐ向こうがスペインなんですね。
泳いででも行けるかしら! と思うくらい近いんです。
 
 
前回もアップしましたが、
 
↑ここです。
 
 
地中海沿岸、大西洋沿岸は、
緑豊かで作物も多く採れるらしいです。
厳しい山脈を越えて南にくると、その顔はガラリと変貌するんです。
 
 
 
砂漠はアルジェリアと共有していまして、カスバと呼ばれる、昔ながらの土壁の家が点在していました。
 
 
 
多くは、観光用に放置されていましたが、中にはまだ昔ながらの生活をしてる人達もいるんですよ。
 
 
家畜と共に、電気もガスもない生活をしてる家族が、まだ何世帯かいるんですよ。
 
 
てっぺんまで登ると、食料の備蓄倉庫。そして絶景です。
 
 
 
ここは、世界遺産
アイト・ベン・ハッドゥ
 
昔ながらのカスバの姿を伝えています。アラビアのロレンス、グラジエーター、クレオパトラ、ナイルの宝石、インディー ジョーンズ等々、多くのハリウッド映画のロケ地になったところなんですって。
 
 
多くの顔を持つモロッコは、とても面白い国だった。
いつも日本を発つ時は、なんとなくおっくう、でも旅が終わる時は、来て良かった、
 
 
近年までフランスの植民地だった為、都市部はヨーロッパの香りが漂うけれど、近代的な都市の真ん中に、城壁に囲まれたメディナと呼ばれる、イスラム街が共生してるんです。
 
 
モロッコ最古の都、世界遺産フェズの旧市街。
 
ここから入っていきます。
 
 
世界最大の迷路と言われる、フェズのイスラム街は、道幅1.5メートル、時には1メートル、ロバや手押し車が物を運ぶ手段で、ほんとにありとあらゆる物が売られていました。
 
 
 
 
 
 
 
まわりを見渡せば、すべてアラビア人で、アジア人は私達だけでした。添乗員、現地スタッフ4人が、最大の注意を払い、私達をサポートして下さいました。
 
 
はぐれたらが最後、万事休すだからです。
ここに100万人が、住んでいるというのだから、びっくりですね。
 
 
 
いったん新市街に出ると、普通の都市なんですよ。
ここはスーパー カルフール
近代的なショッピングプラザ!!
 
 
 
こんなところにも行きました。
 
ここは、青の街、シャウエン
 
 
最近脚光を浴びている、東北の、山あいの、小さな街です。
 
長くイスラムに支配されていたヨーロッパのキリスト教国家が、次々とその権力を回復した、レコンキスタ、
 
その最後の戦いがスペインのグラナダで、アルファンブラ宮殿が陥落して、レコンキスタは終わったんですね。
 
追われたイスラム教徒達が、スペインから逃れて、ここにひっそりと住み着いたそう。
そー言えば、スペインは目と鼻の先ですものね。
 
 
20世紀まで、異教徒は入れなかった秘境だそうです。
なんで青く塗ったでしょう? と、当然聞きますよね?
 
 
ユダヤ教では、青が神聖な色で、祈りを込めて塗ったとか、単に暑いので、少しでも凉しくなるようにとか、蚊が寄ってこないとか、諸説あるようで、
昔のことで、よくわからないそうですよ😅
 
 
それにしても
うゎー、どこを見てもフォトジェニック! でした。
 
 
 
 
 
このネコちゃんは、とことこと中から出てきて、ポーズをとってくれました!!
 
 
さて、とんだおみやげは、なんだったでしょう?
 
 
それは最後の訪問の地、第2の古都マラケシュでのことでした。
 
 
メディナの真ん中にある、北アフリカ最大のフナ広場、市場ですね。
 
 
 
 
 
広場の中程にある、2階建ての上のほうのカフェで、眺めているのが最高でした!
 
 
 
 
さー、ディナーだ、ディナーだ
と少し急ぎ足で歩いていたら、なぜかこてーんと見事に転びまして、、
 
 
一瞬、あーカメラをやってしまった!と思ったのですが、なぜかカメラは無事で、
 
 
左足が痛い! 
 
でもなんとか歩けて、翌日飛行機で無事帰国して、
 
歩けて、曲がるのに、一週間たってもなんか痛い、
念の為に病院行ったほうがいいよ、湿布くらいもらえるだろう、と主人に言われ、受診しましたら、
 
 
 
 
膝のお皿にヒビが入ってると言われ、こうなってしまいました。
 
 
最後の最後で良かった!!
 
帰国できて良かった!!
 
ギブスの期間が2週間で良かった!!
 
不幸中の幸いと思いましょう。
でもこの年になると、2週間でも固めてしまうと、筋肉って固くなるんですね。
 
 
ギブスが取れて、リハビリが痛かった!! 😂
 
 
と、こんな感じでモロッコの旅はおわりました。
 
 
現在は、だいぶ曲がるようになりました。(^-^)
でも、いつも母に、転ばないでね、転ばないでね、と言ってるのに、
 
 
私だって気を付けねば、と心から思った出来事でした。
 
 
 
   (╯︵╰,)