こんにちは。

無事FIP寛解宣言をいただいたアトムくんですが、その後変わらず元気に過ごしております。

モリモリ食べて、よく遊んでいるので、心なしか腕がムキムキになってきた気が…(笑)

 

 

 

さて、最近何らかのキーワードで検索をされてこのブログにたどり着いている方が増えてきています。

このブログにたどり着くということは、猫さんの体調が芳しくなかったり、FIPの疑いや発症という場合が多いのかと思うので、FIPという病気にかかってしまう猫さんが引き続き一定数いるという現実があるのだな・・と悲しく思います。。

 

最初の頃に書きましたが、このブログはFIP発症時の様子や、その後のMUTIANでの治療の様子を一つの体験談としてつづっております。

FIPにはウエットタイプとドライタイプがあり、そのタイプによっても経過・症状はだいぶ違いますし、同じタイプでも少なからず個体差があると思います。

 

さらに、うちのアトムくんの場合は、MUTIANの協力病院とされている病院ではなく、もともとお世話になったことのあった信頼のおける先生のもとでのMUTIANの投薬治療を選択しております。そのため、治療中の検査方法などは協力病院のものと同じではありません。

 

いろいろと不安になってしまうことが多い病気・治療だと思うので、病院の立地だけではなく、飼い主様が本当に信じることのできる病院を選択していただいた方が良いと思います。

それが「協力病院」という安心感なのか、「お世話になっている」「先生を信頼している」という安心感なのか、それは人それぞれだと思います。

 

協力病院以外でMUTIANを処方してくださるという病院の中には、少々不安な病院もあるようです。

以前、FIPを患ってしまった猫さんを救うために藁をもつかむ思いで見つけたという病院で「猫を連れて行かなくてもMUTIANを処方すると言ってもらった」というお話を拝見しました。

病院が遠かったりして、弱っている猫さんを連れていかなくて済むのは、猫さんの体調を気遣えば良いのかもしれません。

ただ、MUTIANは未認可薬なので、たとえ獣医さんであっても、自身が診察をしていない猫さんにMUTIANを処方するのは、譲渡にあたるので違法になる可能性があります。(結局その方はその病院を選択されなかったようでした)

 

気軽に始められる治療ではないけれど、FIPという病気の進行は非常に早く、一刻を争うことになるものです。

そんな状況では不安だらけだと思います。私もそうでした。

やはりそんな時には情報は1つでも多い方がいい、と思いこのブログを書き始めました。

 

いつの日かFIPを予防できる時代がくることを願ってやみませんが、まだまだそれは先になりそうなので、こうやって情報を記すことで、救われる命が1つでもあるといいな、と思う今日この頃です。。