詩の内容は、
それは…
それは…
と、「それ」をずっと説明していくもの。
で、「それ」って何なの⁈
なぁんて、野暮なことを聞いてはいけません。
大人なら、… から想像してみましょう。
…の部分をいくつか紹介しますと。
物憂げな恍惚
恋の疲れ
揺れる草がもたらす 甘い叫びに似る
などなど。
ちょっと手抜きな紹介ですが、「それ」は、私の口からはとても申し上げられない!
そして、美しく説明するのは難しいのです。
で、この詩を書いたヴェルレーヌさん。
滅茶苦茶な人です。
この詩を書いたのは、恋人ランボー(詩人・美青年)を痴話喧嘩の末にピストルで撃ってしまい、投獄されている最中だったとか…。
そして、この曲を書いたドビュッシーも、また滅茶苦茶な人でした。
現代の日本にこの2人が生きていたら、大炎上間違いなし!(笑)
そんな背景を知っていても尚、美しく、魅力を感じる詩と曲です。