さて、3月に受けたDELF B2受験当日のことを綴っていきたいと思います。

これから受験される方がもし読んでくれていたら、参考になるといいなと思いますウインク


3月のとある平日、メトロで会場に到着。

交通機関に何が起こるかわからないので早めに到着しました。

ほぼ毎月DELF/DALFを開催している会場のはずが、どのレベルがどの部屋という案内がどこにも書いてなく、色んな人が周りに聞き回っていました。そうして、どうやらこの部屋らしいと分かり皆がスタッフにconvocationを見せて入室する列に並んだら、あるところでストップして、それ以降なかなか入室が進まない。

すでに着席していた人もいたのに、なんと運営のミスで違う教室で行われることが判明。隣の部屋に皆でゾロゾロ移動するという。運営の杜撰さに mal organisé という愚痴が口々に聞かれました凝視


そんなこんなで時間より20分くらい?遅れて開始、、まぁこれは想定の範囲でした。

リスニングが始まる前に、運営の人から説明を受けました。その際にその人がチラッとめくって見せた解答用紙の一部を見て、



私は愕然真顔真顔真顔


なんと、またもや旧形式ではないですか。。。


つまり、記述式の解答欄がふんだんに盛り込まれたものでした。。

終わったガーンガーンガーン

と、ここでかなりの精神的ダメージを受けました。


というのも、リスニングと読解がすべて選択回答である新形式の問題の方がかなりアドバンテージがあるように思えるのです。

ですよね…?


今年から新形式に完全移行すると聞いていたのに泣き笑い

まぁこういう運に頼ってる時点でもうレベルが知れますが凝視


と、動揺の中テストがスタートしました。





​Compréhension de l’oral


旧形式のリスニングはとりわけハードで、大問1ではまず音源を聴く前に与えられた時間内で14個?ぐらいある問題を読み終えられず。聴くべきポイントが頭に入りきらないまま、でも前回もそうだったのでまぁしょうがないかと割り切りなんとか集中して聴きました。

音源のレベルは思ったよりは難しくなかったような。

1回目の後と2回目の後の解答時間で殴り書きのように素早く答えを埋めていくのですが、いかんせん記述が多く、埋め終わらないまま、大問2へ。


大問2はなんか見覚えあると思ったら、去年受けた時のマルっとそのまま同じ内容でした。

1回しか聴けない問題なので集中力途切れたらアウトです。こちらは選択式の解答が多めで大問1よりも楽に感じました。



とにかく大問1で全ての解答欄を埋められなかった(2割ぐらい空欄)の状態で次に移らなきゃいけなかったことで早速冷や汗、黄信号が灯る驚き




​Production écrite

リスニングの後は読解、作文あわせて2時間で、特に順番は問わずだったので、私はまず時間がかかる作文に取り掛かることに。

お題はやはり手紙形式のものでした。

テーマも、奇をてらうものではなくて、前回のテーマよりも書き進めやすく、用意しておいた出だしから、本文までなんとか進めて行き、集中力が切れたら読解に移ったりしてました。

とにかく時間との勝負だけど、文字制限の最低250字をクリアできなかったり、途中で時間切れになったら大幅減点を喰らうことになりそうなので、それだけは避けたく、焦りながら進めました。

読解をざっと終えて、また最後に作文の終盤にとりかかりはじめたら、途中でアイディアが薄い気がして無理やり付け足し、最後は覚えていた定型文を速記。文字カウントしたら290近くあった記憶。でも、それでいっぱいで、スペルや文法ミスをチェックする時間が全くないままタイムアウト泣いっぱいミスっているかも。。

しかも一つ、この言葉あるはずと踏んで勝手に動詞を名詞化したら辞書にも載ってない造語になってしまったチーン

とにかく焦りつつもなんとか終わらせた状態でした。。




​Compréhension des écrits 

読解はなんと大問2つのうちの一つがまたしても前回からの使い回しびっくりマーク

見覚えのある文章、でもあまり前回の内容覚えてないうえ、正解、不正解が不明なので私にとってはあまりアドバンテージには感じられず凝視

記述式の厄介な存在、正誤問題とjustification

文章と解答が裏表になっていて何度も何度もめくりながら一言一句間違えずに抜き出して書くストレスよ…


今となっては内容覚えてないけど、答えがわかるものから埋めていったので、後回しにしてた2問くらい、結局答え埋められないまま時間がきて空欄で提出笑い泣きこれも痛すぎる。。

二つの文章の難易度はそれほど難しすぎる感じはしませんでした。分からない単語があっても大体の意味を掴むことはできるレベルです。



3項目終わって、解答を提出。

率直な感想は

「またもや、やっちまった」感。。

そしてひたすら疲れたチーン

やはり時間に追われながら進める焦燥感と緊張感は前回と同じでした。



感想を言いあってこの気持ちを誰かと共有したかったのですが、会場に日本人の方はおそらく見当たらず。最初に少しだけ会話してた中国人の方に感触を聞くと、作文終わらなかったー!と。

私も記述式解答書き終えられなかったー泣き笑い

と共感して傷を舐め合い、帰路につきました。



一番苦手なオーラルを別日に残して、オーラルでまた多少うまくいかなくても他でカバーできるように点を稼ぐべきところ、むしろ不安な状態で筆記が終わってしまった真顔

この日の疲れ感は半端なかったです。。。