12/10(日)GAME2

⚪️香川104-70山口⚫️





 

前節、今節と、ランダル選手がコントロールをしている時に見受けられるショットクロックバイオレーションの影響について聞かせてください。

 


「影響はします。ただそこの線引きですよね。どこまでを許容してあげるかというところ。現に今日もトリプルダブルで、選手によって差をつけるわけではないですが、選手によって差があるのも普通です。よくアマチュアの方が言われますが、人を差別してはいけない、みんな平等だと。そんなことは絶対にバスケットは無理ですから。本当に勝ちたいのであれば。なので、確かにランダルがあそこで持ち過ぎてブザーが鳴る、変なシュートになる、ということはもちろんあります。それと彼がコートに立っている時のプラスの面で、プラスマイナスが実際にどうかというところ。じゃあそういう局面でどうしようかという話ももちろんしていますが、そこもランダル発信になっているんですよね。結局みんながランダル待ちなんですよ。スクーがパスをしてくれるからシュートを打つ、何かスクーに見つけてもらおうとしすぎていて、そうではなく僕は、あそこでスクーがパスを出したくなるように、周りがどう動けば良いのかなとか。誰も、スクー!っって呼んでいるのを聞いたことないですよね?呼びなさい!と今日も言いましたが。イーがボールを持っていても、二人いるなら呼びなさいと。しかし日本人選手がそれもできない。こっち空いているよ!と教えてあげられないんですよ。そこが弱いんですよね。だからスクーが持ち過ぎているのを、スクーを抑制して止めるのは簡単です。僕が言えばいいだけの話なので。ではなく、彼の良さを出しながら、持たせながら、彼が捌きたくなるような、やはり周りの選手たちが成長してこなければ。そっちの方が絶対に強くなるなという風に思います。」

 


ランダル選手もいろいろな負担がかかって難しいところだと、以前にもお話を伺いましたが、今も状況は変わっていないということでしょうか?


 

「そうだと思いますよ...僕も悩んでいます、やっぱり。なかなか難しいなぁ...スクーだって昨年FE(名古屋)にいたので。B1にいたじゃないですか。B1とB3は絶対に比べたらいけないと僕は思っています。思ってはいるのですが、どっちが正しいのかなという感じで。僕とスクーや、B1でやっていたコーチや選手が感覚を下げて、B2、B3仕様にして、周りに接した方がいいのか。それともやはり、逆に彼らが合わせてくるのか。言葉で考えたらそっちの方が絶対に良いと思いますが、それが簡単にできないので、僕たちも歩み寄るところは歩み寄る。しかしそればかりしていたら、そこら辺のチームと一緒になってしまうので、せっかく僕たちはここにいるというのであれば、そこは引き上げたい。もう本当にバランスを取っています。歯痒いです。ただただ歯痒いです。」

 



 


🏹イバン・ラベネル選手🏹

 


立石選手に昨日お話を伺った時に、インポートの選手たちに毎回練習で揉まれながらいろいろなことを教わりステップアップできていると仰っていましたが、ラベネル選手から立石選手や他の選手たちにも声をかけられている印象がありますが。

 


「このチームには若い選手もいて、あまり経験が積めていない選手もいますが、立石選手も含め、良い可能性を持っている選手がたくさんいるので、自分が初めて日本でプレーをした時は沖縄で、(アンソニー)マクヘンリーが自分にとって師匠のような存在で、よく僕にアドバイスをくれたり、良くなる為にいろいろと接してくれたので、それを今回は自分が若手にとってそういった立場になりたいということで、チームが良くなる為にそういったことを積極的にやっています。」