12/2(木)GAME1
⚫️香川 64-98 FE名古屋⚪️
🏹石川裕一HC🏹
「スタッツの点から見ても、ターンオーバーだったりミスからの失点が非常に多い試合でした。まずはそこを無くさない限りオンザスリーをやってくるようなチームだったり、タレントが揃っているようなチームに対しては、なかなか試合に勝つことは難しくなるのかなと思いますので、しっかりと自分たちのバスケットを見直す必要があるなと感じたので、そこをしっかり明日は改善できたらなと思います。」
各クオーターの入りからターンオーバーなどミスが続き、第3クオーターでは、5分間ほどフリースローの得点のみと苦しい状況となりましたが、タイムアウトを2回取られた時にどのような話をされましたか？
「まずは、各クオーターでのターンオーバー、ミスというのは、ビハインドを背負っているチームがやることではないと思いますし、そこは改善が必要だと思います。その中で第3クオーターのタイムアウトは、同じようなことしか言っていないと思うのですが、このままじゃ負けるよっていう、自分たちがやるべきことをやって、ミスをしないようにと、シンプルなことを伝えました。」
🏹兒玉貴通選手🏹
「第2クオーターから相手のペースでバスケットをさせてしまって、こちらのバスケットではなく、迷いがあるまま各クオーター、特にオフェンスで入ってしまったというところが、点数が伸びなかったひとつかなと思っています。ウッドベリー選手とリース選手のところにプレッシャーがくると思いますが、もっと日本人がアグレッシブに攻めたりとか、チームを鼓舞して全体で戦うという意識が必要ではないかなと思うので、僕からしっかり発信しながら、チーム全体で明日はなんとしても勝ちたいと思います。」
ターンオーバーも多く、アローズらしくないという印象もありましたが、迷いがあったということで、その迷いが試合に影響していますか？
「外国籍選手が3人のスイッチディフェンスは、多分初めての形だったということもありますが、そこでどう打開するかという迷いがあったから、オフェンスでも得点が伸びなかったということも正直あるので、アグレッシブにいくということ、速い展開で、相手にディフェンスをセットさせない段階で攻めるということがすごく有効的だと思うので、その為にディフェンスを頑張って、リバウンドを取るということをしっかりとやった上で、速いバスケットに繋げられれば、相手のやりたいこともさせずに、自分たちのバスケットができるのではないかなと思うので、しっかりと改善したいと思います。」
🏹矢代雪次郎選手🏹
「僕の意見としての総括は、正直、怪我人のアンガスがいるということで、こういったチーム状況ですが、ウッドとリースがふたりいて、勝てるチームには勝てると思っていて、それが名古屋さん相手でも不可能ではないと僕は思っています。しかし、この僕たちのやっているバスケットでは、どこのチームにも正直勝てないと思います。その理由としていろいろな要素がありますが、誰一人とも、別に自分が試合に出られるからこのくらいの強度でバスケットをやっていればいいやということではないと思っていて、みんなそれぞれやろうとしているとは思いますが、そのベクトルが違っていたりだとか、チームとして何をやれば、僕たちの強みが出るのか、何をやれば逆に自分たちの弱みがでてしまうのかということが、ひとりひとり、ちょっと今、分からない状態でバスケットをやってしまっている。それがこの結果だと思うので、必ず何か変化が必要だと思います。その中で僕が今ほとんど試合に出られていない状況ですが、チームのベテランとして、常にチームを鼓舞すること。みんなとコミュニケーションを取ること。誰よりも、できない仕事として、外国籍選手と日本人選手の綱渡し、またヘッドコーチと選手の綱渡し、僕の経験を踏まえて声かけできるところはやっていくつもりですが、正直、今、それだけではこの現状は変わらないと思うので、明日の試合まであと1日もないですが、とにかくもう一度何が自分たちでできるのか考えて、明日に向けてやっていきたいと思います。」
兒玉選手も迷いがあると仰っていましたが、明日までに時間がない中ではありますが、修正はできそうでしょうか？
「迷っているということは、みんなチームの為に何が良いとか、どういう選択をすれば、一番チームの為になるのかということがあるからこそ迷うと思います。自分勝手な選手だけだったら、自分さえ良ければいい、自分がやりたいプレーをすればいいということで終わると思いますが、チームスポーツなので、自分に与えられた役割の中で、一番良い選択をしてプレーをしなければならないというところで迷っていると思うのですが、じゃあその迷いがなぜ生まれるのかと言うと、コミュニケーション不足だと思いますし、僕は常にコート外で喋ろう、喋ろうとコミュニケーションを取ろうと言いますが、やはり迷っているなら、何を迷っているのかをコーチと話さなければいけないですし、チームメイトと話さないと、ずっと迷ったままプレーしても意味がないと思います。ただ、僕が出ている時間は1点でも点差を縮めたいと、他のメンバーに気持ちを伝えるプレーをしていく、あと悔しさを晴らす、コーチに認めてもらう、その3つを重点に置いてプレーする。...悔しいですよね。本当に仲が良いからこそ喋れると思いますし、コミュニケーションも取れると思います。その為に僕もこのチームにベテランとして呼ばれていますが、そこはまだ僕の力量が足りていなかったかなと思いますが、チームとしてもっとひとつになれれば、誰も迷いがなくプレーができると思うので頑張っていきたいと思います。」
