突然現れる父の面影 | 道に迷ってもいいでしょ。

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母との会話で亡き父の手の形の話になり、

 

指が割と短くてゴツゴツしてたよね。その手をよく顔の近くでヒラヒラさせる仕草が懐かしいなぁ。

 

って言ったら、母は

 

そうだったっけ?指短かったかな。そんな仕草してた?

もう忘れた(笑)

 

だって。

 

亡くなって13年。細かい仕草を忘れてしまうのは無理もない。

 

というより、私はやはり子供の頃からいろんなことを観察していたんだなと思う。

 

どんな顔して笑ってたか。

どんな食べ方をしていたか。

どんな叱り方をしていたか。

どんなに心配してくれてたか。

 

時々思い出す。

 

あの日の父を思い出す。

あの日の私を思い出す。

 

小さい頃は父が嫌いだと思っていたが、

 

実は大好きだったのだと思う。

 

 

父と母はとても仲が良かった。

 

いつも明るい母も時々涙してるに違いない。

 

でも、私も母も、一人ではない。

同じ時間を過ごす、家族がいてくれる。

 

別々の場所で生活をしていても、それぞれ幸せな時間を過ごせていることに感謝したい。