七夕事件並みに書いてる気がするけど、今年もやっぱり。



2月4日はKちゃんの命日。

緊急入院で運ばれてきた同い年の女の子。
その子は後天性だったんだけど、めちゃくちゃ仲良くなって、ベッドくっつけてずっと一緒にいた。
もう1人3つくらい年上のMちゃんと3人で、マクドナルド屋さんごっこをした。
廊下で踊った。
退院してから家に泊まりにも行った。
ご両親も明るくて面白くて、病院で出会った中では一番仲良かった。
あれから20年。
もし今いてくれたらどんなに心強いかわからない。

何回忌だったか…ご両親がホテルの一室を借りて、パーティーを開いてくれた。
同級生の子や先生、親戚、近所のお友達…ホントにたくさんの人が集まって、Kちゃんにまつわる○×クイズとかして、明るく騒いだ。
あんな法事をできる家族って、素晴らしいと思う。
今度の節目は33回忌って言ってたっけ…

どんなパーティーするんだろう。

変わらずたくさんの人が集まるんだろうな。



昔はよく、入院患者みんなで誰かの家に集まったりした。
周りは赤ちゃんが多くて、私が一番大きかったくらいだけど、大人たちはしゃべって飲み食いして、子供たちは患者の兄弟たちも含め、外で遊んで。
楽しかったなぁ。
7家族くらい集まってたんじゃないかな?
中には亡くなってしまった家族もいる。
けど、他の子供たちが元気でいることを望んでくれてるから、一緒に笑っていられる。

あの頃は病気なんて怖くなかった。
友達の死も、よく理解できてなかったから。
子供でよかったのかもしれない。
でも、みんなに託された重みだけはわかってる。
Kちゃんはもちろん、MちゃんもYくんもIちゃんもHくんも 。

ずっと見られている気がしている。

絶対怒られるな。