なんか・・・久々に色々考えました。



心臓病の子供を持つ親・・・正直、どんな気持ちで育ててきているのか、私には見当もつかない。

でも、自分を責めてしまったり、周りに気をつかったり、普通の子供を持つ親とは違う感情を持っているのは確かだと思う。

うちの親ももれなく。

病室にクリスマスツリーを持ち込んでパーティーして看護長に怒られてるような、うちの親でも。


きっと今の私は、先天性の心疾患の子を持つ親御さんと、同年代くらいだと思うの。

このブログを始めたのは、そういう同世代の悩んでる人に勇気を与えられないかなと思ったのがきっかけだったりする。

こんなノー天気な家族や患者がいることを知ってもらいたかった。



まだまだ幼児や乳幼児と呼ばれるようなお子さんをお持ちの方は、元気な子の親でも、我が子が注射されて泣き叫んでる姿や、何をされるかわからない検査に怯える姿を見て、辛い思いをされてると思う。

代われるなら代わってやりたい・・・よく聞く言葉。

でも、子供にとっては避けて通れない。

だからこそ私は、痛いこと、辛いこと、ヤなこと(カテとかオペ)は、物心つかないような時期にやる方が本人にとってはいいんじゃないかって思う。

だって、記憶に残らないんだから。


5歳・・・これ、覚えてる。はっきりと。

0歳・・・覚えてるわけない。


5歳の時グレンをやった私は、いまだに、あの時の痛さだとか、食事制限の辛さを思い出すときがある。

実際、めちゃくちゃ辛かったし、なんでこんなことしなきゃいけないんだろうって、自分の人生を恨んだりもした。


0歳の時川崎病によって心疾患が判明して。

高熱にうなされてたらしいけど・・・覚えてない。


痛みや辛さを感じない・・・それ、大事よ、絶対。

いや、感じてないわけじゃないんだけど・・・恐怖がトラウマとして残らない。

小さいと、動かないようにすべてにおいて麻酔かけてもらえるたりするし。

カテはもちろん、エコーとか、あま~いクスリ飲まされて寝かされる。

その方がいいよ。

覚えてたくないもん。

知らないうちに終わってほしいもん。


でも小学生くらいになると、カテも昔は起きてなきゃいけなかったり、今も部位によっては寝かせてもらえなかったりするらしく、やる前は「あ~いやだいやだ」って思いながらだし、やってるときは「早く終わってぇ~」だし、終わっても「早く管抜いてぇ~」「水飲みた~い」みたいな辛さのオンパレード。


そんなの覚えてたくないし、その時に痛い辛いって思いたくない。

そら0歳であっても思ってるんだろうけど・・・思ってないも同じじゃん?て思っちゃう。



あとは「早いうちに元気になれるんだ!」ってプラスに考えるくらいがいいよね。
大人になってからオペとかホント最悪だし・・・。

それに子供の方が回復が早い!

もう全然違う!

オペの3日後には廊下走り回ってたりするもんな・・・。

大人になると変な気持ちも入ってくるし。

こんな動いていいのかな・・・みたいな守る気持ちが出てきちゃう。

でも子供にはそれがない。

そりゃ制限しなきゃいけない部分もあるんだろうけど・・・キズの治りとか断然子供の方が早い!

あれは羨ましい。

そして年を感じる・・・。

寝過ぎて腰が痛くなる・・・とかね・・・。



うん・・・病気より年の方がヤになる時がくる(笑)

生きてて嬉しいはずなのに・・・辛くなるっていうこの矛盾。



とにかく・・・

大人でも・・・

麻酔をかけてくれ!(笑)

寝てるうちに終わらせてほしいな~。

まぁ・・・ラリるけどね・・・得意げ

弱いよなぁ、あたし、麻酔に・・・。