映画「マッチング』 | 徒然日記

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こんばんは。
映画『マッチング』公開おめでとうございます。



地元映画館の初回を観るか、舞台挨拶中継付きを観るか迷って、やっぱり中継付きを選択。
ちょっと早めに行こうとは思ったけど、お昼過ぎからだからと、余裕見たのがいけなかった。
グッズ、完売。
(オープンの段階ですぐなくなったようです)



大事なのは本編ですからね!
さっくんはネタバレを許さない男なので、ネタバレしないように感想を。



明と暗、静と動、ずっと交互に来る感じ。
ほっとしたのも束の間、急カーブをきるように急展開。

途中で感じた違和感。
でも、別で気づいた部分もたくさんあって、どれがヒントか途中パニック。
共通の仕草というか、表情というか。
キャラクター同士の共通項が見えたりすると、頭の中で勝手に線引いたりして、余計に混乱。
結果、その全部がちゃんと伏線になってた。

二転三転四転してからも、ずっと心に残り続けた引っ掛かり含め、ちゃんと伏線回収できた。

そう、回収できたはずなのに、最後まで信じきれなくて、まだ何かあるんじゃないか?と、エンドロール流れる瞬間まで集中しっぱなし。
伏線回収の瞬間「やっぱり!」と思うんだけど、「ん?だとしたら?」というモヤっと感が残ってる。
吐夢にとって“愛”ってなんなんだろ?と、ちょっと彼に興味でた。



事件現場とかグロい所もあるけど、ホラー的怖さより、後半ずっと何かを考えてた感じ。
緊張して見てるのに、不意のセリフでクスリとさせられるシーンが散りめられていて、それが心の拠り所でした。

劇中象徴的に流れる『サロメ』、オペラですね。
もしご存知なかったら、あらすじだけでも調べておくと、作品にコクが出るかも。



舞台挨拶中継付きで正解。
本編だけで帰るのはなかなかキツイ。
スクリーンに映るさっくんがいつものさっくんで、ありがたかった。
たまに吐夢ってたけど。

ホラーとかサスペンスとか苦手でも、我慢できるだろうな…という感じ。
不安に思う方も、ちょっと観てみていただきたい作品でした。