ルーは例に漏れず 動画が好きである。

youtubeの危険性は皆さんご存じ、一度見たら芋づる式に興味のありそうな、本人にとって魅力的な関連動画が出てくるということ。
それはこだわりのある発達障がいのある子には特に注意が必要ですね。

一度「見放題」の時間をうやむやに許可してしまうと、次回からの視聴時間のテコ入れは難しい!

きちんと 視覚的に分かりやすい赤い範囲が減っていくタイプのアナログタイマーを使うなりした方がいいよ  とは昔聞いていた。

最初こそ気をつけたが、、本人にはいつだって心の安定剤となっていることが見てとれた。

そしていまは、切り替える段の10数分前に言って、何度か言えば終わりにできるように。
(ルーの場合は返事など反応はない)

もちろん声かけプラス、実際に動画用のスマホやiPadに私が手を触れたところで、あ 終わりか とすんなり諦められることが増えた。


ルーの小さな変化 とは、、

「心の安定剤」から、「楽しさを共有するツール」にもなり得るようになった! ということ!


今まで 動画といえば、ルーが情緒不安定な日は帰宅後すぐ見たがって クローゼットにこもって一人で観たり、ツー達(ルーの弟)が見たがる時には避けて背中を向けたり(邪魔だなあ という感じで)していた。ひとりのお楽しみ時間だったのだ。

ところが最近 youtubeでクレヨンしんちゃんの動画を見ていた時のこと。
しんちゃんの母みさえが追手から逃げるため狭い通路を避難していたが、大きなお尻が引っかかってしまう。とても焦るシーンで、しんちゃんはみさえに渾身の一撃[カンチョー!]をお見舞いする。
するとみさえがぎぃゃあああああ‼︎とものすごい勢いで通路を進めた  、、というシーンである。

書いてて笑える。素晴らしき野原家。笑

そのシーンをルーが見ている時、弟ツーが覗き見していて、ルーとツーは同時に転げ回って笑った。
そこで、ふと ルーはツーが笑っている状況に気付き、その状況自体に対して、また再び笑った。ゴロゴロ転がりながら、2人で笑った。なんなら側にいただけの末っ子の妹もわけわからんくても、笑った。わたしも、笑った。


そこで共有する楽しさ を実感したのかもしれない。


今では そのシーンに差し掛かると、ツーがご飯を食べていても書きものをしていても構わず、弟の眼前にスマホを持ってくるようになった。それはもうニコニコ嬉しそうにリアクションを待っている。それにしてもスマホがツーに近い。距離感がすごい。鼻先につきそうだ。それでもツーのほうは近すぎてボヤける視点を合わせて、佳境のシーンを待って一緒に笑ってくれる。
ちなみにツーは アホ世代(保育園年長)ピークなのでおしりとかカンチョーが世界一面白いと思っている。
二人のコロコロした笑い声が 部屋中に響く。

その、声が重なる瞬間を見るのが、わたしは何より幸せなのである。
疲れもひとかけらくらいは ほぐれる。

思えばうちの子達はずっと兄弟らしさは薄かった。
ツーの優しい成長にも感謝。ルーの楽しそうな笑顔に感謝。

ルーにきょうだいが2人も産まれて、一時期は視界が灰色に思えたほど大変な日々だった。後悔しかけて自分で自分をビンタした日もあった。

だけど、


ルーにきょうだいが2人も産まれて、
ほんとうに よかった。

少し大きくなって そう思える場面が増えた
今日この頃です。