昨日は、天府広場にあるイトーヨーカドー1号店に行ってきた。

すさまじい客数だった・・・・・


噂には聞いてたけど、春節中これほど客が多いとは・・・

地下の食料品売り場、1階の化粧品、2~3階の衣料品売り場まで、

まさにギッチリ人がいて、歩くのもままならない。


4階のインテリア、電気製品のフロアはだいぶん人が少なくて

歩き回るのにストレスのないくらいになってたけど、

それでも日本の小売業の人が見たらヨダレが出るレベルの客数。


しかも特に人が多い場所、エスカレーター周辺には

政府の人?公安関係っぽい人が人員整理してた!!

オープンやイベントの度に警察が出動し、人員整理に当たったという伝説を思い出した。



これが中国の消費力か・・・

と思いながら、ヨーカドーに隣接している伊勢丹にも行ってみた。



しかしまたビックリ!!

閑散・・・・という言葉が浮かぶ程の人の少なさ!

いや、客はまあ、いる。日本のデパートでこれくらい客がいればまあ問題ないってくらいはいる。

しかし、ヨーカドーとの客数が違いすぎる・・・・・


ヨーカドーの熱気が凄かっただけに、

正直こちらは寒々しい感じさえあった。



つまり、中国の消費力が凄いって思ってたけど、そうじゃない。

ヨーカドーの消費者からの支持が凄いのだ。

消費者からの圧倒的な信頼を勝ち取ってるというのを実感・・・・


日本では伊勢丹と言えばブランドイメージを持つデパート、

ヨーカドーは庶民的なスーパー的なイメージなのだが、

ここ成都では、全く違う。


ヨーカドーはまさにオンリーワンの絶対的ブランドで、

伊勢丹はその亜流的なイメージなのだ。

実際、成都ヨーカドーの2号店は、中国の小売店全ての中で売上げが一番の店だったりもする。

名実共にNo.1の地位を築いている。



昨日は改めてそういう成都ヨーカドーの凄さを実感したわけだが、

今日は、我らが池彦和室が店舗を出しているヨーカドー5号店に行って、売り場替えを行った。

売れてないインテリア商品のテコ入れのためだ。


しかし・・・・・客少ない・・・


っていうか、昨日見た伊勢丹よりは多いけどね・・

1号店の客が多すぎて、どうにも見劣りする・・・・


前にも書いたとおり、5号店の周囲には人が住んでいない。

現在、急ピッチでマンションが建設中の、開発区のど真ん中にあるのだ。


ヨーカドー社内的にも5号店は将来のフラッグシップ店舗として位置づけており、

売り場面積なども最大の店舗であるが、最低1~2年間は、全く売れないだろうと想定してる。

周囲のマンションが完成し、街ができあがってからの勝負という前提の店なのだ。


その中では池彦和室はそこそこ検討している方って感じかな。

2012年度は、現店舗の売り場面積を3倍程に広げ、

他のヨーカドーにも2店舗程出店する方向で調整をしている。


その際は、最高売上げを誇るヨーカドー2号店には是非とも出店したい。

内装の受注が多いかどうかは未知数だが、インテリア商品の小売量は圧倒的に多いはず。

そしてなにより、より多くの成都人に和室を認知してもらえると思うからだ。

あと店舗とは別に、池彦和室全店の図面の作製を集約するデザインセンターを成都に立ち上げる予定。


2012年、成都はもっと熱くなりまっせ!!