今、無錫にいる。

クリスマスから正月、そして春節に至るまでのセール品の手配。


こちらでは特に春節前は、

日頃は決して外食もしないというような、節制に努めている人も含めて

一般庶民もみんな「今年は5000元まで」

というように予算を設定して散財する人がほとんど。

とにかく1年で最も物が売れる時期だ。


それに合わせて小売を強化するわけだ。

正直、逆にこの時期に部屋の内装工事を考える人なんていない。

だから、和室内装業界全体も3月くらいまで落ち込む。

それを見越しての対策の一環ってわけね。


せっかく無錫に来たのに観光も一切することなく

続けて天津に飛ぶ。

天津では、うちで使用する内装資材の打ち合わせ。

春節明けには、ワンランクグレードアップした品質の商品を

お客様にお届けできるように、今から準備を行う。

その足で青島へ行き、3号店準備。

正月のオープンを目指してるので突貫工事を行う。

んでもって上海へ行き工場や店舗のスケジュール打ち合わせや

上海事務所立ち上げの準備を行う。

そんでもってようやく、久しぶりの一旦帰国。



現在スタッフは17名しかいないんだけど

今月は2名が退職して新しいスタッフを雇った。

解雇した1名は工場のスタッフなんだけど雇ってたったの半月。

中国和室業界で最強のチームになるためには、

工場のスタッフといえども妥協はできない。

50名の会社だったらなんの問題も無いような人だったけど

今は全てが火急の時。

一人一人にかかる仕事の重要度が違う。

うちの事情を話して、うちには合わないからと辞めていただいた。


和室の施工スケジュールはギッシリつまっており

1月中旬までに実に70件程の現場を施工しなければいけない状態。

現時点で1日に2件終わらせても間に合わない。

・・・のにも関わらず、昨日また上海・成都合わせて4件のご契約をいただいたし。

ていうか連日1~2件の注文が入ってくる。

ま、まわらない・・・・


施工完了が春節を越えるなんてことは絶対にあってはいけないこと。

そういうのが年越しするなんて、中国人的には完全想定外。

しかも今度結婚する人で、「新居の内装に和室を」というお客様が非常に多い。

だから、結婚式前に工事が終わらないなんてのも絶対にあってはならない。


ほんとに、ちょっとヤバイ。

マジで受注を一旦止めるか?なんて、自分でもビックリするようなことも含めて

現在頭を悩ませてるところ。

嬉しい悲鳴って言葉あるけど、

これは違うね。

全然嬉しくないし、あせりしかない。

スタッフ達もみんな悲鳴を上げながら仕事してる感じ。

ていうかリアルに泣きそうな声で電話がかかってくる事が増えてきた・・・

超早急に手をうたねば!