日本の中華料理屋では定番だけど、中国の中華料理屋ではあまり無い料理ってけっこうあってさ。

意外と中華丼や天津飯ってないし、杏仁豆腐もないし、酢豚もないんだよね。

もちろん、あるにはあるんだろうけど、滅多に見ない。



海外では日本料理の代表格の一つで、寿司とかと並んで鉄板焼があるんだけどさ。

日本では、あんまりないじゃん?

いや、あるけど、「日本料理はコレ!」ってほどは無いじゃん。

でも海外ではかなりの頻度で見る。


それと同じ感じなんかなあ。

日本だけの定番中華メニューってあるよね。



それはそうと、中国でこれやったら儲かるんじゃない?って商売けっこう思いつく。

中でも、少ない投資でできそうな商売をご紹介。



それは「鶏の唐揚げ専門店」。



意外と唐揚げって無い!!

ケンタッキーはいっぱいあるけど、うまい唐揚げは出してない。

日本でよくある、ジューシーな唐揚げ、これは絶対中国でも売れる。

日本の「美味しい唐揚げ」は世界で一番美味い。



商売の形態としては、絶対に省スペースのテイクアウト専門店。

日本の安い唐揚げみたいに胸肉じゃなくてモモ肉でね。

そして、これがポイントなんだけど、揚げたてにこだわるべし。


できたてアツアツで、ジューシーな唐揚げのみを提供するため、作り置きをしない。

注文が入ってから揚げる。


「え?そんなんでテイクアウトやって大丈夫なの?」と思う無かれ。



これが逆に売りになる。

中国人は行列耐性が異常に強い。

特に美味しい物を食べるためには、恐ろしい忍耐力を発揮する。

逆に行列があったら、ならびたくなるのが中国人。


断言していいけど、行列がある屋台と、無い屋台が隣同士2件あったら100%行列の店に並ぶ。

これは中国人の習性だと思っていい。

「行列には訳がある」と考えるからだ。


注文が入ってから唐揚げを揚げるから、一人客がいれば必ず揚がるまでの数分間は待つ。

人が待っている店に、美味い物に目の無い中国人が注目しないはずがない。


しかも、待つのには理由があることを示しておく。

「揚げたてが一番美味いから、注文が入ってから揚げてます。美味しい唐揚げを提供する為だから、待たせます」

と看板にデカデカと掲げておく。

すると皆、喜んで並ぶ。


行列が長い時は、並んでいる間に注文をとっておいて先に揚げていくようにすれば、待ち時間が長すぎるようになることもない。

もちろん、唐揚げが美味いことが第一条件だけどね。

これ、絶対成功する。

投資も少ないし省スペースでできるから、あっという間にチェーン店化できるしね。



このアイデア、自由に盗んでいただいてけっこう。

ただし、やるなら一報ください。

理由は美味しい唐揚げが食べたいからです。

買いに行きます!


中国ではジューシーで美味い唐揚げ、無いの!

誰かやって!