毎年、いろんな経済用語が流行るよね。
新しい言葉がね。
例えば「個人情報保護」とか「コンプライアンス」とか。
で、企業人はその言葉に踊らされる。
日本では新しい言葉を知ってるのが「できるビジネスマン」ってとこもある。
そういう言葉って経営コンサルタント会社とか、経済評論家とかが輸入してくる。
欧米企業でちょっと言われだしたらすぐに持ってきて
「これからの企業は、これが大切だ」ってやるわけ。
その単語をキーワードにして、しばらく商売ができるわけだ。
つまり、彼らの飯のタネ。
ファッションの流行とかと同じだ。
それはそれで、勝手にやってもらって構わないんだけどね。
日本企業は、その飯のタネに簡単に踊らされ過ぎる傾向があるのが問題。
個人情報保護とかもヒステリックになり過ぎ。
こういうのだけは、公的機関も敏感に反応するしね。
何事もほどほどが大事だと思う。
そういう言葉に踊らされ過ぎず、「要素の一つ」でいいのに。
うちの会社も、研修の時にそういう単語のテストをやったりする。
日本のビジネスマンって受験勉強と同じレベルっていうか、その延長っていうか。
単語を憶えておくことがビジネスマンとしてのたしなみになってないかね。
実はそんなもの、大して重要じゃないんだよ。
新しく新聞に載った経済用語を覚えてOKってのは仕事とは別の話だよ。
な~んかうまく言えないけど・・・・
最近、そういうのにこだわってるのは日本だけじゃないのかなって思うわけ。