いつも思うけど中国語って難しいイメージがある。

でも語彙は日本語とそんなに変わらない。

だって日本語の表現って、元は中国語だったのばっかりだもん。


そりゃ、ちゃんとやれば難しいと思うよ。

でも、ちょっと会話するくらいなら、ちゃんとやんなくていい。


特に、あの四声ってやつ。

あれを気にしだすと途端に難しくなる。

俺、未だにどの単語が2声だとか知らないよ。

アメリカ人に、母音の前につく”a”は”an”だとか言うと大抵は「え?そうなの?」って言う。

そんなもんから勉強しようとするから、頭でっかちになっちゃうんじゃないかな。


テキトーでいいんよテキトーで。

単なるコミニュケーションの一手段なんだから。

無理矢理、学問にしちゃわなくていいと思うわけ。



よく、いろんな人から聞かれる質問。

「中国語ペラペラなんですか?」


いえ、全然です・・・(-。-;)



正直に答えると、大抵は「エーッ」って驚かれる。

「だって地元の企業に一人で行ってるじゃないですか!」って。


あと、中国に来て仕事手伝ってよって会社の人とかに言うと

やっぱ、言葉が一番の心配だと言う。


俺はいつも思う。

「言葉?気にしなくていい!」



例えば

ボクシング初心者の人が、ボクシングジムに明日から通うことになって

タイトルマッチの心配をしてるような感じ。


或いは、自動車免許を取り立ての人が

事故が心配だから一生運転しません!って言ってるようなね。



英語圏とかでもそうだけど

日本人は真面目だから、正しい英語を使おうとする。

そんなもん、通じればいいんでね。

文法なんか無視して、単語だけでも通じる!



今日からテニス始めたばかりの初心者が

世界ランキング上位の選手と試合して勝てないと思う。

でも何故か、日本人はこと外国語に関しては、それをしようとしちゃう。

そうしないといけないと思っちゃうっていうか。



上手に喋れないことを恥ずかしく思っちゃうんだよね。

相手の言うことが分からないのが恥ずかしいわけだ。


そんなもん、外国人なんだから、分からないのが当然!

俺はいつも、堂々と分からない(笑)



当初は、基本的にローカル企業に一人で行く時は、目で伝えるつもりで行ってた(笑)

どうしても伝わらなかったら筆談すればいいと思って行ってた。


相手は忙しいのに時間を割いて、ワケ分からない外人が何を伝えようとしてるか理解しようとしてくれる。

だからこっちも一生懸命やるし、相手も喜ぶような仕事の話を持っていこうとする。

そうやって築いていったお客さんや取引先は、今でもとても仲いいよ。

一人で大変だろう飯食いに来いとかって家に招待してくれたりね。

招待されて行っても話せないから、基本ニコニコして出されるもんを美味そうに食う感じ(笑)


最近は少しカタコトトークができるから、だいぶスムーズになったよ。

あと「ここは大切」という商談や契約の話の時は、ちゃんと通訳を連れて行きます。

通訳が一緒に行くと、相手がホッとしてる感じが分かって面白い(笑)


何はともあれ、まずは行ってみること。

意外となんとかなる!