たまには能天気なアクション映画観たいなっ

てなわけで、借りてきました「チョコレートファイター」。

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笑顔の可愛いい普通の女の子に見えるけど…
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タイの映画。以前ヒットした「マッハ」と同じ監督。
こりゃまさしく能天気の薫り漂ってる(笑)即借りでしょう!

ところが、いざ始まってみると、なんだかかなりシリアス…阿部寛出てるし(笑)

タイ人の女性(小雪そっくり!)と日本人ヤクザ(阿部)は、地元のマフィアと敵対しながら勢力を拡大していた。しかし調子こきすぎて組織が壊滅するくらいやられちゃう。妻は阿部の身を安じ日本に帰す。で、こっそり女の子を出産。脳に障害があるその子と二人でひっそりと暮らす。

みたいなオープニング。


全然、能天気じゃない!
俺、借りる時に間違っちゃったかと思って一回DVD止めて確認しちゃったもんね。


でも、映画が進むとキタキタ来ました(笑)
脳に障害のある少女が成長するにつれて判明する特殊能力。
投げつけられるボールが空気を切る音まで聞こえる異常に発達した聴覚。そしてそれに瞬時に反応できる反射神経。
そしてテレビでカンフー映画を熱心に観る少女………整いました(笑)

あとは悪役をやっつけるだけだ!(笑)


まぁ、こういう映画はストーリーはさておき、やっぱりポイントはアクション。


主人公の少女はなんと、この映画のために4年もかけて身体を鍛えたという、タイならではのスーパー少女。
一つ間違えば大怪我間違い無しのアクロバチックなアクションを、特撮無しで生身でやっちゃいます!実際動きのキレの良さがハンパない。

普通この手の映画って、女優引っ張ってきて、あとはカット割とかCGとかで派手なアクションをしてるかのように作るわけじゃん?

この映画は発想が真逆!


まず、才能ある子を探して来て鍛え上げ、本当にアクションができる女優を作る(笑)



やられ役の人達のスタントもハンパなくて、3階の高さから、コンクリートのヒサシにぶつかりながら3回転して落下するシーンには思わず身震いしちゃった……

なんか雑っていうか、ハリウッド的な安心感ゼロっていうか、これは怪我するぜって思ってたけど、映画のエンドロールでメイキングシーンが流れて、案の定、怪我人続出。入院してるシーンまで収録してあった(笑)

マジハンパない、身体をはりまくったアクション映画、たまにはこういうハラハラもオススメ(笑)