Maximum!! -28ページ目

Maximum!!

生きてることを喜ぶことを罪ではないと信じる者たちはロックンロールで悩みを抱えたまま踊る。

80年代の子供としてやっぱりMTV、POPベティハウス、土曜深夜の小林克也、湯川れい子の♪アメーリカーントップ40~♪に刷り込まれたものはたぶん一生消えない。

前の記事に書いたパンク版「ロンゲスト・タイム」でスイッチが入り、こんなアルバムを引っ張り出して久方ぶりに聞いている。

イノセント・マン/ビリー・ジョエル

¥1,785
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ビリー・ジョエル1983年のいなせなド売れ線ポップ。
さびれゆく工業都市やベトナム戦争をスプリングスティーンより早く歌った力作「ナイロン・カーテン」が商業的に失敗した後、流行歌手として背水の陣で発表したアルバムである。
当時評論家からは「オールディーズの焼き直し」「安易」などと酷評を浴びたのだが売れに売れた。
なめぴょんさんにとっては、マイケルの「スリラー」と同じく、あまりに何度も何度もターンテーブルの上で回り続け、またPVでも見せられまくったために、もう「音楽として優劣の評価ができない」ほど心身にしみこみすぎたレコードである。
ただひとつだけ言えることは、80年代真っただ中のアルバムでありながら、今となっては苦笑とノスタルジアだけを運んでくるあのピコピコ音が一切ない。
確かに懐かしいことは懐かしいのだが、ようつべなんかで見る他の80'sポップの、耳に入った瞬間すべてが失われてた当時の記憶一色に置き換わる、あの感じじゃない。
記憶だけじゃなくて「音楽」を聞いてる、っていう感じ。ベートーベンの旋律を借用しながら、スライドショーのように転調がくんくんにキマリまくっていく「This Night」なんてなかなかすさまじい。

そしてやっぱりベストトラックは、この

♪おっちゃんがー

やろね。



もう出だしのスネアとコーラスだけでイッてしまいそうなのだけど、このPVの悩みの無さ加減は号泣するほどだ。
スプリングスティーンの「I'm on fire」と同じ「自動車整備工」ものなのだが、ここには前者の感傷や哀愁は一切ない。
そして一人車を走らせるブルースと違って、ここでのビリーにはアホの仲間がてんこもりだ。

放り投げられたスパナをキャッチしてマイク代わりにハイポーズ!

画面転換して戻ってきたらスパナシンガーズ増殖!仕事せえ。
(シンガーズのうちビリーの左側のおっさんがものすごくイイ顔をしています)

ミュージックにあわせネカチモパツキン美女の車の窓を拭く従業員の腰のキレを見よ。

ちなみにこのパツキンはビリーの二人目の妻。糟糠の妻を捨ててファッションモデルに走ったボンクラさはポップシンガーとしての業なのか。(当然、数年後離婚)

モデルなので当然、ちっちゃいおっさんとはつり合いがとれん。
大将あきまへんで!とばかりビリーさんを台車に乗っけて運んでゆくアホ仲間の友情あふれるシーンが大好きだった。

そしてちっちゃいおっさんは短い足を振りまわし、モデルを従えたダンス大会に突入。
踊り続けるアホどもを放っておいて、彼女をバイクの後部座席に乗せて(実際この短い足でバイカーだった)どっかにシケ込んでいくのであった。

完璧なノータリンポップ。

でも、どれほどまでにビリー・ジョエルが心血を注いで脳みそをハトの糞サイズに絞り込んだのか。
その行為の崇高さが、今のオレにはちょっとだけわかるのだ。
PUNK IT! GOLD!/オムニバス

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とら美と夕方に別れてきたから、これから長い夜が続く。
まあもともと一月もすりゃシーズンオフだったんだが。
こういう夜に何をしよう。
あのひとのときもそうやったやんけ。

焼酎でパンク

たまたまタワーで見つけた、無名パンクスによる有名曲カバー企画大会コンピ。なんか「第10集」らしいが出がらしとは思えないすんげえ選曲である。

なめぴょんさんこの勢い一発!みたいな企画の中にも、微妙な傾向の違いがあることに気づく。

【パターン1: 実験】
とりあえずいっとけ今岡、じゃなくてとりあえず演っとけパンクで。てなやつ。
もうわしらこのBPMでないとあかんねん!というマニフェストであろうか。
ミッキーマウスのテーマ、ロッキーのテーマがこれにあたる。後者の出だしアカペラには意表をつかれた。
また、ロック的な実験としては「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が挙げられる。
20代後半のなめぴょんさんがヤマハギタースクールで高校生といっしょに習ってたこのパープルの曲の命は、言わずと知れたリフとギターソロ。割合で言うと、リフ:ソロ:歌=5:4.5:0.5であろうか。歌なんか、手続き上必要なだけやもんな。
だがしかし。パンクスにとって、冗長なギターソロは「敵」である。

♪火のないところにも けむりは立っている (c)キヨシロー なのだが、ギターソロなしだと、リフ以外は取ってつけたような歌だけ。けむりは立たなかった。

【パターン2: うれし恥ずかし】
「政治的に正しいおとぎ話」ってのがあったが、ロック者として政治的に正しくない音楽がある。
「大げさ」「ベタすぎ」「商売にまみれている」などが特徴。
しかーしパンクスほど「メロディ」を愛する者はいないのだ。
そこに、こんなんロックちゃう!と反発しながらもメロの魔力に抗しきれない、愛憎半ばする引き裂かれた悲しみによるアンビバレンツな表現が生まれる。

「セイユー・セイミー」(ライオネルリッチ夫!)、「オールウェイズ・ラブ・ユー」(ホイットニーの「ボディガード」のあれ)、「心の愛」(スティーヴィーはロック政治的には正しいのだけどこれはあまりにも・・・)、「愛と青春の旅立ち」、「マイハートウィルゴーオン」(タイタニック!)など。しかしすげえメンツ。なんか聞いてみたいでしょ?
わたくしとしてはニルソンの「Without you」を入れてほしいが10集まであるのなら前のどっかにあるかも。

ガールズパンク(のはずだった?)ベリンダ・カーライルの「ヘブンズ・オン・アース」の、鬼気迫る「わざと下手クソに演ってます」な、フラット気味な歌とBPMが変動しまくるもたつくリズムに、業の深さを感じて。普通にイイ歌としてなんかやれるか!でもこのメロはなあーーーー!っていうパンクスとしての譲れなさ。

【パターン3: ロックじゃないけど凄いんです!】
2ともちょっとかぶるが、こちらはロック者としても恥ずかしいどころか誇りをもって差し出せる曲でありアーティストである。

フェアグラウンド・アトラクションの「パーフェクト」。パーフェクトだ。原曲は。
「トップ・オブ・ザ・ワールド」。うーーーーん?っていう声も聞こえるがわたくしは2ではなくこっちに選ぶ。カレン・カーペンターの声と存在と終わり方にはそれだけのものがあると思うのだ。

ビリー・ジョエルのアカペラオールディーズ、「ロンゲスト・タイム」。エンディング、オリジナルに忠実にアカペラで終わるところに性として入ってくる「Ho----!」っていう絶叫。
そしてもうどうにでもして、ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」。

良い音楽は切ない。
それは、音楽が「時間芸術」だからなんだろうか。
最高のメロ、最高の演奏も、過ぎて行くことを知りながら身体と心を通り過ぎていく。
そしてロックンロール、パンクとは、その美しい切なさをmaximumにスピードを上げて疾走する音楽なんだから。
めいっぱい、限界までスピードを上げたら、逆にこの素晴らしい世界が一瞬永遠に固定されるんじゃないか?そんなアホの論理と感情から生まれる可能性に賭ける音楽なんだから。

【パターン4: リスペクト!】
そして最後は、ロックンロールの先達への愛とリスペクトがめいっぱい詰まった、才能と技術が及んでいないボンクラたちによる激演だ。そのボンクラさこそが、おれらが共有できるものなのだ。

ベリンダゴーゴーズとは違ってLAガレージ出身のバングルズ「マニック・マンディ」(プリンス作曲!)、ケルト百姓一揆ディキシーズミッドナイトランナーズ「カモン・アイリーン」、ロイ・オービソンにビートルズ!

恥も外聞も、「ボクら、あなた方は知らないかもしれないけどこんなすごいマイナー曲知ってます」みたいなロックのかけらもねえクソディレッタントな気取りもない、真っ正直なハードデイズナイト。

若き日のSirが絶叫する、

うぇんなほーーーー! 

は、人類史上最高の生きる喜びの表現のひとつである。

そして、ロックンロールは、パンクとは、どんなボンクラにも開かれた扉なのだ。


尚、この手のパンクカバーは週末レコ屋に通うしかすることがない一部の非モテダサ夫の中ではけっこう確立されたジャンルになってるようで、洋楽のみならずJ-popのカバー集もものごっつい勢いで増殖してます。

J-popですらねえぞ。




ああ、こんなもんまで。アホの極致。

まだ9回表ではあるが、球児も打たれた。時間の問題みたいなピッチングしてたけど。

阪神完全終了

とら美とわたくしの2010年は終わりました。

良いお年を。
ここ一番で一本出ない便秘打線の芸風が一年そこらで変わるわけはないのだ。

強力だとみんなが言うからそういうことにしてたが全然信用してなかった打線は3日で3点。

しょうもない世の中には中日、いや落合がお似合いだ。

(追記1)

桧山ーーーーーーーーーー!!!!!!!

そういうことはツイッターで言え。

(追記2)

延長10回裏1死満塁 浅井ショートライナーゲッツー。
ブラゼル退場で一塁手いない。

もうだめぽ

(追記3)

5時間20数分引き分け。
とりあえず負けなんだ。

終了先送り。

おつかれ。


T1-0D 藤川、台風に助けられ勝利

四十九日まではお膳をお供えするので、スーパーの煮物が売りきれないうちに早めに帰る。
父親のときに余った豚カツを供えたらシングル長男ブラザーズの会社の同僚に「肉はあかん」と注意された(父親は生粋の神戸人なので、牛を供えたら喜ぶと思うのだが)ので、わたくしのこのところの夕食は健康的に煮物。

しかし。早めに帰るということは。
見なならんのだこの心臓に悪い9月決戦を。

平和主義者はこういう、まなじりを決したガチの戦いは好かん。
だからバーリトゥードやK-1よりもプロレスを選ぶ。こっちの方が、大人だから。
そしてベースボールも、本来は牧歌的なもの。
野球の真実はオリンピックやWBCなどにはない。
ダラダラと続く日常の、6か月にわたるペナントの何の変哲もないただの1試合の中、勝ちも負けも超えた一瞬の中にあるのだ。
たとえば1塁から3塁に加速していく新庄剛志のランニング。
2イニングの間ほんとうにストレートしか投げなかった男ドアホウ藤川球児。
今年なら三遊間のまん真ん中で踏ん張ってスナップを効かせて大遠投する鳥谷とその送球を間一髪のタイミングですくいあげるブラゼル。
野球とはこういうものだ。勝ち負けは歴史だが、ひとつひとつのプレイは歴史に対して垂直に立つ永遠の記憶なのだ。

だがしかし。

はじめから負けることを望んでいるわけじゃないんだ。これが一番の問題なのだ。

おそらく今日負ければ坂道を転がり落ちること必至の大一番。
帰宅していやいやながらTVをつけてみると、3回0-0で二死満塁4番新井。

ただ打ってくれへんもんかと祈るだけの阪神野球は真正面のサードゴロであえなく羽一枚むしられる。

続いて4回、荒木のエラーや意表を突く城島のセーフティバントで今度は無死満塁。
城島のバント自体はみごとだがこの後下位に回るだけにどうか。と思ってると

ルーキー上本サードゴロ
スタンリッジピッチャーゴロダブルプレイ

阪神終了

さあ。また来年。
TVを消して、心静かに緑茶をのんで。

しかし公式サイトをおそるおそる覗いてみると、展開と野球の神に逆らうように中日5回表無得点。
TV再点灯すると、マートンさまの底力+わしが見ていないアドバンテージによってマートン2ベースで無死2塁。もうそろそろなんとかしてほしいとこだが、藤川俊介が送って鳥谷犠牲フライ、辛気臭く待望の先取点ゲット。

さあ、さらに胃の痛い展開開始!ということでDS盤実況パワフルプロ野球に逃避~。
奇しくも中日から16安打7点奪って勝ち、またサイトのぞくと・・・7回終了依然T1-0D。
そしてへろへろ中継ぎブラザーズはとばして8回から球児投入。

岩瀬ほどではないが名前だけで抑えてる感が加速している球児なので見ちゃおれん(つうか今日は中日の攻撃は一瞬たりとも見ちゃいねえ)。
サイトをチラ見してたら

代打・堂上剛 空振り三振
荒木 レフトヒット
ランナー荒木が二盗
大島 フォアボール

と順調にランナーがたまっていき、2分ほど瞑目した後目を開けると

森野 センターフライ (インタビューで藤川自身が「あきらめた」という大飛球。逆風、運のみ)

しかし狂い咲き中年(頭髪は老年)首位打者和田を歩かせついに二死満塁。

♪いま、熱いんだ ツーアウト 満塁♪

小学校の同級生松田くんが歌っていた謎の歌が32年ぶりぐらいで頭をかけめぐる。
椅子の上で正座して、土下座もしようかと思いながら覚悟を決めて更新ボタンを押す。

ブランコ 見逃し三振

よっしゃ!じゃねえよ。まだ9回あるぞ。
8回裏魔がさしてTVつけると当然のごとくインケツパワーが発揮されブラ浅井城島あっさり三者凡退。

そして9回表。
フラフラ球児またしてもランナー二人出すが、

荒木 センターフライ (実際はほぼ真正面の弾丸ライナー)

ほんまに勝ったの?
安堵のあまり腰が抜けた。

そうか。

見なんだらええねん

明日明後日は、虎vs竜ではなく、わしvsテレビの戦いだ。


 
大学生のとき、大好きだった母方の祖母が亡くなって、四国に行った。
急なことだったから、信じられなくて、うまく受け入れることができないまま、通夜と葬儀が過ぎて、ばあちゃんは骨になって帰ってきた。
その夜、孫たちはみんな従姉妹の部屋に集まって、みんな黙ってフォーク時代のRCを聞いていた。「ハードフォーク・サクセション」っていうコンピもの。いとこ姉妹のおねえちゃんが録音したカセットを、何度もリピートして聞いていた。

神戸に戻ってからは、この曲を聞いていた。
リトル・フィートのフロントマン、ローウェル・ジョージが亡くなった時、彼の娘に向けて歌った曲だ。



母が祖母のもとに戻った今、またこの曲を聞く。

Does it take a death to learn what a life is worth?

こんな歌詞もあるけど、それよりも、デヴィッド・リンドレーが鳴らすスティール・ギターの音だけを、身体に入れている。しばらくの間は、ただそれだけを。
この曲が入っているアルバムのタイトルは、「Hold out」だから。
母親の容態が急に悪くなり、亡くなりました。

明日通夜なので、連絡と用意などのため帰ってきました。

しばらく留守にします。
金本兄貴俺より年下Love

1年4カ月ぶりぐらいに叫ばせていただいたが、その後も虐殺行為は続き、7回と8回で17点とってT22-8C。

やりすぎ

1週間分得点してしもた気配が濃厚に漂う中、放送途中からカープとベイスターズを見下した発言を繰り返し、「100%明日も勝つ」と言い放った有田修三には厳重注意と猛省を促したい。

巨人はロッテより弱い 
(加藤哲郎 1989 - 日本シリーズ完封で王手。翌日より4連敗)

優勝です!
(新庄剛志 1992 - サヨナラ2ラン。翌日より破竹の連敗で2位に終わる)

明日も勝つ!
(新庄剛志 1999 - 敬遠球サヨナラ。翌日誰もが確信した通りボロ負け)

これらの調子に乗った発言が招いてきた悲劇を知らんのか。
だから歴史を知らず、歴史を顧みないやつらは困るのだ。

しかし今日のアニキ逆転満塁弾の後の金魚のフンというか遅漏というか家に帰るまでが遠足です攻撃は、見てるだけでも疲れた。
真弓監督の勝利インタビューもお疲れ気味だった。

そしてサンTVも疲労困憊だったのか、放送終了と同時に画面がフリーズし、

しばらくお待ちください

の表示になっていた。
こんなん30年ぶりぐらいに見たぞ。
わたくしの勤務先は僻地にいた間に移転しており、一昨年の夏帰ってきてまず最初に思ったのは、

なんてミミズの多いところだろう

この季節むかつく気力もなくなるほど朝からカンカン照りの道を15分歩いて行くのだが、路上には累々と20cm間隔で横たわる(うつぶせか?)干からびたミミズの死体の山。

このことは当社上層部でも懸案事項となっていたようで、盆休み前に某部長から部下に業務命令が出た。

なぜこれほどミミズが多いのか子ども電話相談室で聞いてみること

本日の昼礼で結果報告がされた。
明確な回答は出なかったものの、おそらくは

ミミズはCO2に弱い (これは本当らしい)
夜になって植え込みの植物の光合成が終わる。
CO2濃度が上がる。
ミミズこまる。
こらかなわんと土から抜けだし移動する。
でも下等生物の悲しさ、スピードが極端に遅い。
のたくっているうちに夜が明けて太陽に焼かれる。

このようなプロセスではないかと推定された。

まあミミズはまだええ。
朝に出会うやつはほとんど干物だし、中には微妙にのたくりつつ今まさに乾燥してゆくところのやつもいるが、とびかかってくるわけでもなし、鎌首もちあげてシャーッ!とか言って威嚇するわけでもなし。

問題はミミズ100匹に対し1匹の割合で出てくるムカデの野郎だ。
あの「ワシ、毒もってますー!」と全存在をもってアピールしてくるあの配色。
黒光りする胴体に、オレンジに輝く節。すなわち、

ジャイアンツカラー

それにな。

でけえんだよ

こんなやつが道端でうぞうぞ這ってるのと出くわしてみろ。
いやミミズ同様日に焼かれて頓死しててもだな、こいつはなかなか干からびない
昨日転がってるの見てしもた、今日もいるだろうか、もう絶対見たくないぞと固く決意し、でもやっぱり気になるのでチラ見してたら突然期待通り目に飛び込んでくる鮮やかな毒色。

往年の中島らも氏の表現を借りると、その瞬間

おぞぞが走る

だがムカデならまだええ。
問題はミミズ1000匹に対し1匹の割合で出てくるヤスデで(以下今晩寝られなくなるので省略)
そんなミミズ1000匹はいらん。

ここで質問です。
「飛び込まないと殺す」と柔道着でハーレーにまたがったプーチン首相に脅迫された場合、

①ミミズのプール(25m横断)
②ムカデの水槽(深さ2m、水なし)
③ヤスデ風呂(肩までつかって100数える)

どれにしますか?

わたくしは①を選ぶが、小便ちびるとえらいことになりそうなので気をつけたいと思う。
男子/梅 佳代

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もうどっかに行ってしまったんだけど、幼稚園の頃に撮られた写真では、なめぴょんさんは常に同じポーズを取っていた。
このアホの子のどたまの中では、世界はオレによって守られていることになっていたので、シャッターが切られるたび少年は敵に向かって光線を発射していたのだ。

なんで撮影のときだけやねん?
カメラ持ってるおまえのおとんかおかんが敵か?
で、なんで笑顔や?


今のわたくしに突っ込まれても困るので控えていただきたいが、アホはアホなりに考えていたのだ。
ぼくはウルトラマンではない。いや何よりぼくはぼくだ。よってスペシウム光線でもメタリウム光線でもないワンアンドオンリーの光線をスペシャルでプレシャスなポーズで世界に放つのだ。
後年SMAPが曲のタイトルでパクッたこのアティチュードによって生み出されたなめぴょん光線のスタイル、それは

胸の前でX型に両手を交差

ななめになってるだけやん!

だから今のわしに突っ込むなちゅうとるやろ5歳児のやることは大目に見ていただきたい。
尚、手をパーに開くかグーで握るかで破壊力が違っていたらしい。


かように男子とはアホな生き物であり、梅佳代のこの写真集もそんなアホどもがてんこもりである。

男子とは、

すぐ白目をむきたがる。(尋常ではない白目男子写真の数!)
視線が定まってない。
鼻の穴はスルメを突っ込むためのものだと思っている。
どこででも寝る。
路上でタマがなくても突然野球の試合を開催できる。(しかも参加者全員投手)
よだれも友達である。
顔にマジックで傷跡マークを描く。

以上のように定義づけられるものであるが、わたくしが最大の特徴として挙げたいのは

「女子」の存在の完璧な欠落

だから、この写真集に切り取られた世界は、これほどまでにすがすがしいのだろう。

悩みのもとが存在しない世界で、男子は全身全霊を込めて口を半開きにし、白目をむいて、よだれをくりながら踊り狂う、100%ピュアな存在になれるのだ。
ちんぽが泌尿器と笑いを取る武器でしかない時代。
そして小5か小6の頃、同級生の女の子がちょっと違って見えだしたときに、その幸福な時間は終わるのだ。

ただし、「海パンいっちょでブランコに腰掛けてポテトチップスの袋に片手突っ込んでウマさをかみしめる男子」の写真を見てると、アホの中にもオヤジの芽は育ちつつあるようなので、油断は禁物である。