大村愛知県知事:維新顧問を辞任へ…河村氏との連携優先
http://mainichi.jp/select/news/20121121k0000m010095000c.html
(毎日 2012年11月21日 02時30分)
愛知県の大村秀章知事が日本維新の会の顧問を辞任する方向で検討に入ったことが20日、複数の関係者への取材で分かった。名古屋市の河村たかし市長が率いる減税日本と維新の合流が絶望視される中、東海地域で衆院選に臨むため、河村市長との連携を優先し、維新と距離を置く方向で調整する意向だ。さらに、維新との連携を視野に設立した政治団体「中京維新の会」の解散を検討している。
大村知事は第三極の結集を目指し、これまで維新との関係を重視してきた。6月に中京維新の会を設立後、日本維新の会顧問に就任し、第三極の結集を目指していた。だが、維新は「政策が異なる」として減税とは合流せず、石原慎太郎氏らが共同代表を務める太陽の党と合流した。このため、大村知事は維新顧問の肩書では東海地域で河村市長と選挙活動ができない状況に追い込まれていた。
大村知事は8月、中京維新の設立を巡り、河村市長との仲が決裂したが、大村知事が今月、河村市長との共通公約である県民税減税を14年度から実施することを発表するなど、2人の仲は回復基調にある。大村知事に近い関係者は「維新がやっているのは露骨な『名古屋飛ばし』だ。知事は自らの原点である河村市長との『村・村コンビ』を復活させる意向だ」と話す。大村知事は今後、維新と減税の合流の正否を見極めた上で最終的な判断を下すとみられる。【駒木智一、三木幸治】
■大村知事、維新顧問を辞任へ…減税と連携難航で
(読売 2012年11月21日11時44分)
大村秀章愛知県知事が、日本維新の会の顧問を辞任する意向を、維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事に伝えた。松井氏が21日、府庁で記者団に明らかにした。松井氏は大村氏に東海地区での維新の会公認候補の支援を要請していたが、断念する。
松井氏によると、大村氏から20日、電話で辞意を告げられ、松井氏も了承した。
大村氏は維新の会顧問として第3極政党の大同団結を目指し、愛知県内を中心に衆院選の候補者調整を進めてきたが、減税日本代表の河村たかし名古屋市長と維新の会側との連携交渉が難航。両党間で候補者が競合する選挙区が出るなど、第3極の結集に責任を果たせないと判断した。
大村氏は21日午前、愛知県庁で記者団に、「大同団結を国民も望んでいると言ってきたが、残念ながらそうならなかった」と語った。
(2012年11月21日11時44分 読売新聞)