天皇陛下退院:医師団に「ありがとう」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120305k0000m040091000c.html
(毎日 2012年3月4日 21時26分)
心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇陛下が4日、入院から16日ぶりに退院した。陛下はこの日午前、レントゲンなどの検査を受けて退院が決まった後、病室に集まった医師団に「お世話になりました。ありがとう」と感謝の言葉を述べたという。宮内庁の金沢一郎皇室医務主管は記者会見し、術後の経過は必ずしも順調とは言えなかったことを明かしたが、リハビリが順調に進めば、「数カ月でテニスもできるようになるだろう」と明るい見通しを語った。
会見によると、天皇陛下は手術翌日の2月19日から、ベッドの脇に立つなどのリハビリを始め、今月2日には自転車型の器具をこぐまでに回復した。金沢主管は「歩くスピードが速くてこっちが大汗をかいたくらい。階段の昇降でなければ息は上がらない」と回復ぶりを話した。
ただ、食は進まず、陛下自身、食欲のなさを心配していたという。そんな中、皇后さまはほぼ1日おきに病院に泊まり込み、世界的に再ヒットしている由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」を流すなど、心が和む工夫を重ねたという。
この日も皇后さまは午前中から訪れており、退院が決まり天皇陛下と共に午後2時半過ぎに玄関ホールへ。陛下はスーツ姿で花束を持ち、集まった人に笑顔で何度も手を振って応えた。
玄関では執刀医の天野篤・順天堂大教授、小野稔・東大教授らが見送り、天野氏は記者団に「陛下が日常を取り戻されて安堵(あんど)される日が来ることを待ち望んでいる。集中力を欠くことなく、経過を見守らせていただきたい」と話した。
4日夜、お住まいの皇居・御所には、秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま(5)、陛下の長女・黒田清子さん(42)らが訪れ、退院を祝ったという。【真鍋光之、川崎桂吾】
毎日新聞 2012年3月4日 21時26分(最終更新 3月5日 1時19分)
■天皇陛下がご退院 手術から約2週間 「すべて想定内で、改善の方向にある」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120304/imp12030414590002-n1.htm
(産経 2012.3.4 21:00)
心臓の冠動脈バイパス手術を受け、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)に入院していた天皇陛下は4日、退院された。手術から15日にあたり、東大と順天堂大の合同チームが示した「手術後2週間」の見通しとほぼ一致した。金沢一郎皇室医務主管は同日、「3月いっぱいは御所での静養を基本にお過ごしいただきたい」との見解を発表。その後の会見で、陛下が強く出席を希望されている11日の東日本大震災1周年の追悼式について、時間短縮などを条件に「おそらくお出になられるのではないか」と、出席される見通しを示した。
陛下は4日午後、朝から病院に付き添われていた皇后さまとともに車で、お住まいの皇居・御所に戻り、秋篠宮ご夫妻と長男、悠仁さまの出迎えを受けられた。当面は御所で、リハビリをしながら静養される。
退院後、宮内庁で会見した金沢医務主管は、陛下に術後、37度台の発熱、肝機能障害、食欲不振、低タンパク血症に加え、胸に水がたまる症状(胸水貯留)がみられたとしたうえで、「すべて想定内で、改善の方向にある」と退院に至った経緯を説明した。
ご公務への復帰の見通しについては、「回復のご様子を拝見すると、3月いっぱいは御所での静養を基本としてお過ごしいただきたい」と述べた。11日の追悼式については、出席時間短縮などの検討が必要とした上で、「大丈夫というものでもないが、回復のご様子を拝見すると、おそらくお出になられるのではないかなという程度。お出になれるギリギリのところという感じ」とも語った。陛下は入院中も、出席に意欲を示す発言をされていたという。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120304/imp12030414590002-n2.htm
陛下は2月11日の検査入院で、3本ある冠動脈のうち、2本の血管にみられていた狭窄(きょうさく・狭くなっている部分)が進んでいることが判明。同18日にバイパスとなる血管をつなぎ、血液を流れやすくする手術を受けられた。同20日には集中治療室(ICU)から特別病室に移り、以降は廊下や階段を歩行するなどしてリハビリを進めてこられた。
最近は1日の合計で、1キロ近く歩くまでになったというが、階段の昇降をすると、呼吸が荒い状態になられるという。金沢医務主管は、胸水が原因とする見方を示す一方、日常生活への影響はあまりないため、退院していただいた上で、胸水の消失を待つことにしたと説明した。今後は侍医らが中心となる通常の医療体制に戻るが、手術にかかわった東大、順天堂大の医師らとは緊密に連絡を取るとしている。
皇太子さまが務められている国事行為臨時代行の解除については、陛下のご回復をみながら検討される。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120305k0000m040091000c.html
(毎日 2012年3月4日 21時26分)
心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇陛下が4日、入院から16日ぶりに退院した。陛下はこの日午前、レントゲンなどの検査を受けて退院が決まった後、病室に集まった医師団に「お世話になりました。ありがとう」と感謝の言葉を述べたという。宮内庁の金沢一郎皇室医務主管は記者会見し、術後の経過は必ずしも順調とは言えなかったことを明かしたが、リハビリが順調に進めば、「数カ月でテニスもできるようになるだろう」と明るい見通しを語った。
会見によると、天皇陛下は手術翌日の2月19日から、ベッドの脇に立つなどのリハビリを始め、今月2日には自転車型の器具をこぐまでに回復した。金沢主管は「歩くスピードが速くてこっちが大汗をかいたくらい。階段の昇降でなければ息は上がらない」と回復ぶりを話した。
ただ、食は進まず、陛下自身、食欲のなさを心配していたという。そんな中、皇后さまはほぼ1日おきに病院に泊まり込み、世界的に再ヒットしている由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」を流すなど、心が和む工夫を重ねたという。
この日も皇后さまは午前中から訪れており、退院が決まり天皇陛下と共に午後2時半過ぎに玄関ホールへ。陛下はスーツ姿で花束を持ち、集まった人に笑顔で何度も手を振って応えた。
玄関では執刀医の天野篤・順天堂大教授、小野稔・東大教授らが見送り、天野氏は記者団に「陛下が日常を取り戻されて安堵(あんど)される日が来ることを待ち望んでいる。集中力を欠くことなく、経過を見守らせていただきたい」と話した。
4日夜、お住まいの皇居・御所には、秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま(5)、陛下の長女・黒田清子さん(42)らが訪れ、退院を祝ったという。【真鍋光之、川崎桂吾】
毎日新聞 2012年3月4日 21時26分(最終更新 3月5日 1時19分)
■天皇陛下がご退院 手術から約2週間 「すべて想定内で、改善の方向にある」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120304/imp12030414590002-n1.htm
(産経 2012.3.4 21:00)
心臓の冠動脈バイパス手術を受け、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)に入院していた天皇陛下は4日、退院された。手術から15日にあたり、東大と順天堂大の合同チームが示した「手術後2週間」の見通しとほぼ一致した。金沢一郎皇室医務主管は同日、「3月いっぱいは御所での静養を基本にお過ごしいただきたい」との見解を発表。その後の会見で、陛下が強く出席を希望されている11日の東日本大震災1周年の追悼式について、時間短縮などを条件に「おそらくお出になられるのではないか」と、出席される見通しを示した。
陛下は4日午後、朝から病院に付き添われていた皇后さまとともに車で、お住まいの皇居・御所に戻り、秋篠宮ご夫妻と長男、悠仁さまの出迎えを受けられた。当面は御所で、リハビリをしながら静養される。
退院後、宮内庁で会見した金沢医務主管は、陛下に術後、37度台の発熱、肝機能障害、食欲不振、低タンパク血症に加え、胸に水がたまる症状(胸水貯留)がみられたとしたうえで、「すべて想定内で、改善の方向にある」と退院に至った経緯を説明した。
ご公務への復帰の見通しについては、「回復のご様子を拝見すると、3月いっぱいは御所での静養を基本としてお過ごしいただきたい」と述べた。11日の追悼式については、出席時間短縮などの検討が必要とした上で、「大丈夫というものでもないが、回復のご様子を拝見すると、おそらくお出になられるのではないかなという程度。お出になれるギリギリのところという感じ」とも語った。陛下は入院中も、出席に意欲を示す発言をされていたという。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120304/imp12030414590002-n2.htm
陛下は2月11日の検査入院で、3本ある冠動脈のうち、2本の血管にみられていた狭窄(きょうさく・狭くなっている部分)が進んでいることが判明。同18日にバイパスとなる血管をつなぎ、血液を流れやすくする手術を受けられた。同20日には集中治療室(ICU)から特別病室に移り、以降は廊下や階段を歩行するなどしてリハビリを進めてこられた。
最近は1日の合計で、1キロ近く歩くまでになったというが、階段の昇降をすると、呼吸が荒い状態になられるという。金沢医務主管は、胸水が原因とする見方を示す一方、日常生活への影響はあまりないため、退院していただいた上で、胸水の消失を待つことにしたと説明した。今後は侍医らが中心となる通常の医療体制に戻るが、手術にかかわった東大、順天堂大の医師らとは緊密に連絡を取るとしている。
皇太子さまが務められている国事行為臨時代行の解除については、陛下のご回復をみながら検討される。