肺疾患で死亡 加湿器殺菌剤6種に回収命令=韓国
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/11/0200000000AJP20111111003100882.HTML
(2011/11/11 20:18 KST)
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【ソウル聯合ニュース】韓国で産婦らが原因不明の肺疾患で相次いで死亡した問題をめぐり、保健福祉部は11日に記者会見を開き、加湿器殺菌剤が原因とする調査結果を発表した。
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 同部は実験で問題が確認された雑菌剤6種について、1カ月以内に回収するよう、各メーカーに命じた。
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 実験用マウスを対象に3種類の殺菌剤吸入実験を行った結果、2種類の殺菌剤を吸入したマウスから肺疾患で死亡した患者と同様の症状が出た。
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 この結果を受け、同部は年内に加湿器雑菌剤全種類を医薬部外品に指定し、管理する方針だ。また、関連機関が参加する政府の合同タスクフォースを設置。殺菌剤以外の生活化学家庭用品に対しても安全性を検証するシステムを稼働することにした。疾病管理本部の全柄律(チョン・ビョンユル)本部長は回収対象以外の加湿器殺菌剤の使用も中断するよう勧告した。
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 これに対し、加湿器殺菌剤被害者でつくる団体は声明を発表。被害者家族への謝罪や補償対策、再発防止策を求めた。
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 疾病管理本部は今年に入り、原因不詳の肺疾患を患う患者34人を確認した。このうち9人が死亡している。男性5人、女性29人で、妊産婦は13人。小児が4人で大人は30人だった。
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■韓国保健福祉部、加湿器殺菌剤6製品に回収命令
(中央日報/中央日報日本語版 2011年11月12日08時17分)
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肺損傷を引き起こして妊婦らの命を奪った原因物質が加湿器の殺菌剤であることが最終的に確認された。これを受け、6製品に対して回収命令が下された。
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保健福祉部は加湿器殺菌剤を動物(マウス)に吸入させて肺損傷を確認する実験をした結果、6製品で危害性が確認されたため、回収命令を下したと11日、明らかにした。
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■加湿器殺菌剤で肺損傷、韓国で9人死亡
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111111-OYT1T00974.htm
(読売 2011年11月11日)
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 【ソウル=門間順平】韓国保健福祉省は11日、製品に含まれている殺菌成分が肺損傷を引き起こすとして、加湿器殺菌剤6品目の回収命令を出した。
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 同省などによると、韓国では今年春から、出産前後の女性を中心に原因不明の肺損傷で死亡する事例が相次ぎ、これまでに9人の死亡を確認している。動物実験の結果、6品目に含まれる殺菌成分を吸い込んだ肺の組織が線維化し、呼吸困難を引き起こしたことが原因と判明した。
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 加湿器殺菌剤は、加湿器のタンクに水とともに入れ、加湿器内に水あかや微生物が繁殖するのを防ぐ。同省によると、海外に同様の製品はなく、問題の6品目も輸出されていない。韓国では昨年、60万個の殺菌剤が販売され、市場規模は20億ウォン(約1億3700万円)という。
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(2011年11月11日19時34分 読売新聞)