皆さん、ご無沙汰しております。watakoです。久しぶりに書きたい気持ちが出たので書きます。
それでは、今回は底辺高校に進学する女子のタイプについて書きたいなと思ったのでつらつらと書いていく。
私は所謂、低偏差値高校(底辺高校)出身者である。
偏差値40～45くらいで0点さえとらなければ入学できるという難易度の低い高校を卒業した。
昔、底辺高校に関する共感できる情報が欲しくて調べたところ、ネット上では底辺高校に進学した男子のエピソードしか見つからなくてとても残念な思いをしたので今回、私が書くことにした。
私が高校生だったのは相当昔(勝手ながら年齢を当てられるのが嫌なのでぼかさせて下さい)のことなの参考にはならない可能性が高いので、暇つぶし程度に読んでほしい。
今回は底辺高校にいた女子のタイプでいたタイプのうちの一つである「小学生の頃は優秀だった」女子のタイプを紹介しようと思う。
※公立中学校→低偏差値高校に進学した女子のパターン
底辺高校にはこのようなタイプが何人かいる。私もその一人である。
小学生の頃は通常の授業を聞くだけ、もしくはテスト前日に教科書やノートをおさらいしておけば公立小学校のカラーテスト(簡単)で100点を連続してとることができたので周囲からも「勉強ができるほうの子」として認識されていたタイプである。
このタイプがどうして低偏差値高校に進学することになるのかというと大体が中一ギャップで躓いて、その後もそれを解決できずに学校の勉強に置いて行かれたというパターンで、中学校でこのタイプは一番初めのテストで順位が思ったよりも下に位置付けられて初めて壁にぶつかります。別に1位がとれるなんて思ってはいなかったが半分よりは上に入ってると思っていた。
しかし想像以上に下だったのだ。
そこから今までの「自分は勉強ができるほうだ」という自己イメージが壊れてしまってそこから立ち直れなかったから低偏差値高校に進学することになってしまうのである。
このタイプは親も「うちの子は勉強ができる」というイメージを持っていたので帰ってきたテストの点数の結果と順位表を見て動揺する。
私の親も「しんっじられない！」とヒステリーを起こして私は叩かれたり蹴られたりした。
親は子供のためと思い、きつい言葉を投げかけるが、子供は親以上にショックを受けていてさらに親からも追い詰められるような対応をされてしまっては取りつく島もない。
ここで、親が子供を立ち直るためにサポートをしてそれがうまくいけばいいのだが、たいてい中一の一学期の子供は部活も始まって特殊な中学校ルールや新生活に慣れることで精一杯なので親が願う程の勉強量や努力量をこなしてはくれない。
部活が終わって家に帰ってきてから晩御飯食べてお風呂入って寝て一日終了である。
勉強は1分もしない。教科書やノートを時間割通りに入れ替えるだけで一切開かない。
なぜなら、小学生の頃に毎日の学習の習慣をつけられなかったからである。
毎日の学習の習慣を中学生から身に着けるのは一朝一夕で簡単にできることではない。
しかも、小学生までそれなりに勉強ができるほうだった、うまく行っていたという過去があるゆえに「自分は頭が悪い方じゃない、この先もなんとかなる。本気出せば東大でも京大でも最低でもマーチレベルまで簡単に行ける」なんて身の程知らずの自己評価を覆すことができないのだ。
ここから抜け出せずに底辺高校に進学する羽目になるタイプは親も周囲の大人もほとんど受験の経験がなくて、塾にも通わず、関わりがある周囲にいる大卒の大人と言えば学校の先生か時々行く病院の医者くらいなので年齢が近い優秀な子と深く関わったり、有名な大学に進学するために必要な学力と難易度を具体的に知るなどのきっかけや経験が一切無ければ中学3年間、下手したら高校卒業してもこの感覚である。
親は口を酸っぱく「勉強しろ！」「勉強しなさい！」
等と繰り返しいうが絶対しない。言われればいわれるほど子供はやる気を失い、そして、そこからさらに大体3ルートに分かれる。
ルート①現実逃避
テレビ・動画サイト・ネット依存症
低偏差値高校で無気力組と言われる。大人しくて害がなさそうに見えるが、親や教師からはしつこく「やる気出せ！」と言われてうんざりしている。ネット弁慶も多い。
将来の夢はクリエイターや作家志望が多いが、たいていはそういう職業には就けず低賃金の仕事に就く。
ルート②グレる
髪の毛を染めて、危ない輩とつるんで学校でも先生に毎日注意される。将来の進路は美容関係(美容師、エステティシャン、ネイリストなど)もしくは医者・看護師以外の医療関係(歯科衛生士、介護士、医療事務)、そのほか高卒就職・高卒フリーターなどが多い。このルートをたどる人は異性に積極的で社交的なタイプも多いので、でき婚(早婚)率が高い。
実は結構なんだかんだで社会に適応するのであんまり先生や周囲の大人からはそこまで心配されていない。
ルート③エセ優等生
このタイプは一見、校則も守っていて友達関係もほどほどにこなしている一見どこにでもいる普通の子に見える。しかし内心では自分はもっと評価されるべき人間だと思う気持ちが強くて承認欲求に飢えていたりする。
底辺高校に進学した理由についても、「家族が○○しろって言ったから」「中学時代にあの教科の先生が○○でなければこんな底辺高校に進学する羽目にはならなかった」などとにかく自分の人生が上手くいかないのは他人のせいだと言い続ける。自己反省はしない。
得意科目があってその科目(大体なぜか古文・漢文・社会科の科目。理系科目は捨てている)で高得点をとることに躍起になって実際に学科内で一位を取ったりしもする。
そうすることによって自分は頭が悪いわけではない、自分はもっとレベルの高い環境に行くべきレベルの人間で、いま通っている底辺高校に進学するような人間ではなかったと思い込もうとする。
このタイプは大学受験でリベンジするのかと思いきや案外、合格確実な全国的には有名ではない地元の学校にしか進学しない。
全国的に有名なレベルの高い大学を受験して、失敗して底辺高校時代に得意科目の一位を死守することで守ってきた頭がいいほうであるというセルフイメージを壊したくないからである。
その先の人生も大した挑戦もなく守りの姿勢の人生しか歩まないのでパッとせず、他責的な性格のせいで対人関係でトラブルを繰り返し起こしたりして、数年後には仲が良かったはずの友達に縁を切られたり忘れ去られてたりする。
ルート④キョロ充・いじめっ子・虚言癖
これは①～③のタイプとともに併発してるパターンが多い。
自己評価が異常に高くて、「そこまで？！」と驚くほどにとにかく他人を見下す発言や人をランク付けするような発言が多くて会話の内容はほぼ自分の能力の高さを自慢するものか他人をこき下ろすような内容や周囲の噂話ばかりだ。
カーストを気にしていて常にそのことで頭がいっぱいで、理想の自分の姿と実際の自分の姿のギャップに苦しんでいて、だけどそのギャップを埋める努力をしたくなくて実際の自分から目を逸らすために自分よりも不幸な人間や下の人間を作りだすために悪口やいじめに勤しむ。
虚言癖、盗癖持ちだったりして他人が苦しむ姿や傷つく姿に興奮する。
大体底辺高校にはどのグループにもこのような他人を傷つけて承認欲求を満たすことが生きがいにしてる人間が最低一人いてそのせいで年がら年中揉め事が絶えない。
頭が悪いことに大きなコンプレックスを抱いているが、それを他人に見破られないように自分よりもかわいそうな馬鹿を作り出して仲間を作って陥れたりもする。
どこかで反省しなければ、卒業後もそのままである。
自分自身をなぜか「要領がいい人間」だと思っていて学歴、経歴詐称は朝飯前で、マルチ商法や詐欺にも引っかかりやすくあやしげなセミナーや宗教にハマりやすい。
ネットで配信者になったり教祖的な存在になるよりも、顔出しせずに匿名で炎上しているネットニュースのコメント欄や各種SNSに誹謗中傷にあたりそうな過激なコメントや偏った正義感に溢れたコメントをしたりして、炎上をさらに炎上させるために拡散して火をつけて回るのが生きがいとしている。
無趣味でなんの取り柄もなく目立つところもなくて人間性も終わった性根も腐った底辺高校の学生がたどり着くルートである。
親や周囲の大人が注意しなければならないのだが、もう周囲からも諦められて見放されているので誰からも期待されていないのでたいして注意されず自己評価が異常に高いまま一生涯他人を見下して笑いものする。
以上が私の独断と偏見による底辺高校に進学する女子タイプのうちの1つ、小学生の頃は優秀だったタイプである。
底辺高校に進学したとしても人生は終わったりはしない。
その後の人生は自身の力でいくらでも変えることができる。
学力競争で失敗してもそれ以外の道なんていくらでもある。
勉強が苦手なら潔く、学力よりも技術が問われる職を目指す、特技を生かして稼ぐ方向にシフトする、専業主婦(主夫)をさせてくれそうな伴侶を見つけて結婚したりすればいい。
私の場合は底辺高校の人間関係や環境が嫌で再び厳しい受験競争に身を投じて失敗してやっと自分には普通科の学校の勉強は向いていないと悟った。
もし18歳の時に戻れるならレベルの高い学校に合格して底辺高校にいた嫌な奴らの手の届かない世界に行って華麗にその環境から去るなんてスカッとストーリーを目指すのではなく、行けるレベルの遠方の学校に進学して底辺高校時代の嫌な人間との縁をできるだけ薄くしていきたい。
あ～～～～～人生リセマラしたい！