ライセンスフリー無線初心者必見!!① ~コールサインの作り方・無線機の種類~ | とある一般人の日常生活

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こんにちは!最近ブログを始めました。趣味としてアマチュア無線やライセンスフリー無線、カメラや電子工作などをやっています。ブログに関してはまだまだ分からないことだらけですが徐々に慣れていこうと思いますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

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こんにちは!趣味としてアマチュア無線とライセンスフリー無線をやっている者です。

このブログを読んでいただいているということはライセンスフリー無線に少しでも興味のある方だと思います。そこで、私がライセンスフリー無線を始めた当初、実際に知りたかったことなどをまとめてみました!

 

そもそも「ライセンスフリー無線」とは何か

ライセンスフリー無線というのは、免許を必要としない無線機で無線交信することです。もちろん、免許が必要な「アマチュア無線」などと比べると一定の制限はありますが、用途を選べば十分楽しめますし、実用的です。今回紹介するのは、ライセンスフリー無線の中でも「アマチュア無線」と同じように不特定多数の方と通信する、いわゆる「フリラー」について紹介させていただきます。(お勧めの無線機に関してはフリラーに限らず、業務で使用される方にも参考になると思います。)

1.コールサインの作り方

・ライセンスフリー無線を始める際に最も重要なのが「コールサイン」の作成です。特定の機関から発行されるものではなく、個人で作成します。基本的なコールサインの構成としては「<地名 ><アルファベット><数字>」となっています。(例「とうきょうXX123」)

※注意事項

コールサインは通信相手に伝えるものですから、言いにくいコールサインは控えたほうがいいかもしれません。また、当たり前ですがほかの方とコールサインがかぶっていないかネットなどで調べることをお勧めします。

・地名に関しては知名度のある都市の名前、例えば政令指定都市名などをお勧めします。

※上記のコールサインは例として作成したものです。万が一実際に使われている方がいらっしゃいましたらコメントでお知らせください。変更、又は削除いたします。

2.無線機の種類

・ライセンスフリー無線について少しでも調べられた方は「特定小電力トランシーバー」や「デジタル簡易無線」などという単語を見られたことがあるのではないでしょうか。これらの違いを説明いたします。

※通信距離に関してはメーカーの発表値ではなく、経験で得た距離を書いています。

・特定小電力トランシーバー

法律で送信出力が10mW以下という弱い電波に限られているアナログ無線機です。周波数としては421MHz帯、440MHz帯、422MHz帯、413MHz帯、454MHz帯が使用されており、アンテナの交換はできません。市街地では数100m、条件が悪ければ数10m程度しか通信できませんが、山の上などの広く開けた場所では数100kmの通信も可能になります。(私自身も214kmの通信ができたことがあります。)つまり、電波の力というよりも良いロケーションの場所を探すなどして弱い電波でどこまで通信できるのかを楽しむ無線機と考えたほうがいいのかもしれません。また、直接通信相手まで電波が届かない環境でも、中継器にアクセスすることでさらに通信距離が広がることもあります。(中継器は有志の方々が設置してくださったものにアクセスするのが一般的ですから、長時間占有しないなどマナーは守りましょう。)

・デジタル簡易無線(DCR

送信出力が5W以下という比較的強い電波を発射できるデジタル無線機です。指定された製品に限りアンテナの交換が可能で、GPアンテナや八木アンテナ等を使用できます。送信出力の上限は機種によって異なり、1Wまでの機種もあれば5Wまでの機種もあります。(大抵の場合5Wの機種のほうが値段が高いです。)周波数としては351.200000MHz~ 351.381250MHz を使用しています。市街地では数100mから数kmという比較的長距離で通信をすることができます。また、特定小電力トランシーバー同様に山の上などの開けた場所では数10kmから数100kmの通信を楽しむことができます。法律上、デジタル簡易無線は登録状が必要になりますので、購入後はきちんと総務省に申請を行いましょう。申請しないままの電波の送信は違法です!!

 

 

・市民ラジオ(CB無線)

法律で送信出力が500mW以下、アンテナの長さが2m以下に定められたアナログ無線機です。(アンテナの交換はできません。)チャンネルは8chまであります。市街地などで使用されることはあまりありませんが、時々登山家の方などが使用されていることがあります。26-27MHz帯の周波数を使用しており、電離層という電波を反射する性質を持つ層が上空に発生した際は数1000kmもの長距離通信をすることが可能です。注意点としては、電波法の改正により令和4年11月30日以降は旧スプリアス規格の無線機は使用できなくなり、使えるCB無線機の種類が少なくなります。(スプリアスのことは機会があれば書こうと思いますが、詳しく書かれている方がほかにもいらっしゃると思います。)法律改正後も使用できる無線機に関しては次の記事で書こうと思います。

・デジタル小電力コミュニティ無線(LCR)

近年発売された、新しい規格のデジタル無線機です。送信出力は0.5W以下で、指定されたアンテナに限り交換することができます。周波数は150MHz帯を使用しており、GPSの位置情報を相手に送信したり、PCに接続することで相手が今どこにいるのかをマップ上で確認することもできます。また、相手からの通信に気が付くことができなかったとしても、受信履歴が残り後から確認することができます。通信距離は市街地で数100m、開けた場所では数kmから100km程度だと思われます。

 

次回はお勧めの無線機などについても書きたいと思います。

続きです↓

 

※本記事は個人的な見解で書いていることをご了承ください。