この前すごく日本に帰りたい瞬間がありました。最近は普段そこまで帰りたいとかは思わないんですが(もちろん帰れるなら帰りたいけど)衝動的にいい意味で感情的に帰りたいと思ったのは久しぶりでした。
そう思ったのは私がネットでつげの櫛を探している時。別につげじゃなくても良いんですが少し良い木製の櫛が欲しいなと思ったんですね。今持ってるプラスチックのを全部処分して木製のと取り替えたいなと。
それで何日かネットで色々見てましたがオーストラリアで入手出来る木製の櫛って限られていてやはり日本製の品質と同程度の物は探せませんでした。日本のサイトを見ると手頃で普段使い出来そうな木製の櫛が沢山あるんです。あぁ日本ならこんなに簡単に買えるのに。。。と。
つげの櫛も伝統工芸品のような物から数千円で買えるような物まで幅広くあります。なんで自分は今そこに居ないんだ?とどうしても今すぐに日本に帰りたいと思った次第でした。
そんなくだらない事でって感じなんですが、この前の風呂敷や干し椎茸にしてもそうですが、私は日本に長くある物に惹かれるようになった気がします。昔はつげの櫛なんて古臭いからと見向きもしなかったんですが、最近そういう物の良さを少しわかってきたみたいです。当然つげの櫛って手入れが重要で手間もかかるのは知っています。でも大量生産の安い物を沢山持つより自分がこれだと満足出来る物を一つだけ愛着を持って大事に使い続けたいなと考えるようになりました。
それだけ私が取り初老の歳に近づいたって事なんだろうなと思います。若い頃は昔の人は物を長く大切に使ってたんだよと何度親に言われてもだって自分は昔の人じゃないから関係ないって聞く耳も持ちませんでした。でも今はその意味がちょっとだけ理解出来るのかもしれません。日本のもったいないとか。
もちろん単純に日本だからって訳じゃないけど、やはり自分が良いと感じる物は日本にあるみたいです。日本に帰国したら便利さを追求するだけではなくてもっと自国の伝統や昔ながらの良さ学びながら生活したいなと、衝動的に帰りたい気持ちが落ち着いた今思います。