オーストラリアって良いよね、一年中あったかいんでしょ?日本で時々こんな事を言われます。その度に私はオーストラリアといっても大きい国だから上の方は年間を通して温暖な気候と言えるけど、下の方は冬は寒い事を説明してます。シドニーやメルボルンでは平地に雪が降る程寒くはならないけど、標高が高いところは雪が積もってスキー場もあると言うとたいてい驚かれます。
日本の学校の社会や地理の授業でオーストラリアは、炭鉱産業が中心で人より羊の数が多いとか島の真ん中は砂漠地帯で人が住めないから大きい都市は沿岸部に集中しているとかくらいしか習った記憶がないです。昭和時代に教えられたオーストラリアは田舎ののんびりした島国という印象でしたね。
日本ではバブルの頃に一年中暖かく、豊かな自然、青い海と燦々と降り注ぐ太陽、みたいなイメージでケアンズが観光地として大々的に宣伝されたが時期があったようなので私の世代くらいだとその印象がなんとなく残ってるのかもしれません。でもこれはあくまでも最北端に近いケアンズの話であって、一番南のタスマニア州とは大きく違います。
ケアンズの気候を見てみると5ー8月(冬)で最低平気が16ー18度くらい最高が26度くらいとなってます。一方メルボルンは最低が4ー5度、最高が17ー18度みたいな感じで最高気温でもケアンズの最低気温くらいです。ケアンズ周辺でも冬の海水温は22ー3度みないなので、ウエットスーツがあっても泳ぐのは寒いかもしれませんね。
一つ面白いなと思ったのがコロナの規制の時はみんながビーチに殺到したのが問題になりましたが、メルボルンでは5月後半くらいからは混雑したビーチに行かないようにという呼びかけはほぼ聞かなくなった気がします。真冬のビーチなんて風が強くてただひたすら寒いだけなので、砂浜に居るのはseagullくらい(笑)流石のオージーも一部のサーファーを除いてはみんなビーチに行って週末の時間を過ごそうなんて思わないみたいです。
ワーホリや旅行に出発前のQ&A的なので、長袖シャツや上着は要りますか?みたいな質問があるけど、そういうのを全く持ってこなかったら意外と寒くて慌てて暖かい服を買ったというエピソードはよく見かけます。オーストラリアのどの地域に行くとしても真夏でなければ日中と日が出ていない時間の寒暖差が激しいので薄手の上着くらいは絶対あった方がいいし、むしろ夏でも冷房が寒いので上着は必要なんです。
この前、朝上司がピックアップに来てくれた時、ちょっっと遅くなってごめんと謝った後に、フロントガラスが凍ってて水をかけて溶かしてたんだと言ってました。後ろはまだ凍ったままでワイパーを動かすとガリガリと凍りに当たる音がしてました。翌日もまた凍ってたようです。日本では関東平野でも普通にある光景だけど(霜柱とか水道が凍るとか懐かしい(^^))、さすがのメルボルンでもそこまで寒い日は年に数回あるかどうかなんだと聞きました。
結論は、オーストラリアでも南側の地域は冬は寒い。常夏で誰でも一年中半袖で過ごせる国!これは間違いです。