こんにちは。
ネームド美容外科です。
人間の顔はかなり個体差が感じられるところです。
特に鼻は顔の中心に位置しているので
鼻の形によって雰囲気も変わります。
鼻筋の高さや長さ、鼻先の形など
印象に影響を与えるので
鼻整形を考えている方も増えているようです。
様々なタイプの鼻整形の中でも、
矢印鼻矯正手術は鼻先が垂れ下がっていて
鼻が全体的に長く見える方が
考慮する手術です。
矢印鼻とは小鼻より鼻柱の方が
下方に下がっている鼻。
つまり、鼻先は下がっていて鼻翼は
上向きになっている形の鼻をいいます。
無表情の時も矢印鼻の症状があるなら、
その原因を4つほど挙げられます。
1つ目、鼻先を下がらせる軟骨の筋肉が強い場合
2つ目、鼻中隔軟骨が発達しすぎて、垂れ下がっている場合
3つ目、先天的に鼻翼軟骨が垂れている場合
4つ目、鼻の機能的な問題とは別で、筋肉の問題の場合
矢印鼻は鼻先の軟骨の位置が
下に垂れ下がっているのが特徴です。
そのため、保形物や軟骨を使わなくても
鼻先の軟骨を上向きに固定することで
ある程度の改善はできますが、
保形物や軟骨を使わず手術をすると、
ディテールな形調整と整形後の形を維持するのも
難しくなる可能性があるので、
原因に応じて適切な手術で改善すべきです。
矢印鼻矯正手術の対象は?
鼻の長さが顔全体の1/3より長い場合
鼻先と上唇までの角度が低い場合
笑うと鼻先が下がる場合
こういう鼻の形は老けてみえる可能性、
キツイ印象になる可能性があるため
矯正するとより柔らかい印象に
なることができます。
手術方法は、鼻先が下がりすぎないように
適切な位置に固定するのがポイントです。
場合によって手術方法が異なってくるので
手術を行う前に、正確な原因判断が重要です。
鼻先が下方に垂れ下がっている場合
鼻先矯正で矢印鼻を改善
鼻柱が下方に垂れ下がっている場合
鼻柱を形成している軟骨の一部を除去して改善
鼻中隔軟骨が発達しすぎた場合
鼻中隔軟骨の下のほうを一部切開し、縮小して改善
このような鼻の特徴は鼻先が最も大きい
問題になるため、鼻先だけ手術すればいい、と
思っている方もいらっしゃるようです。
もちろん、鼻筋のラインには不満がなく
矢印鼻だけがお悩みの方なら
鼻先矯正手術だけでも十分効果を得ることができます。
しかし、お客様の鼻が鷲鼻の症状もある場合は、
鼻先だけを矯正して上向に上げたら
鼻全体のバランスが崩れてしまいます。
逆に鼻筋に段差ができるので
こういう場合は鼻筋全般+鼻先矯正を
同時に行う必要があります。
矢印鼻は手術を受けてもまたもとに戻り、
垂れ下がってしまうのか気になる方も多いようです。
手術を行うと皮膚が覆われ、少し上がる感じがしますが、
時間が経つと少し下がるので、また
矢印鼻にもどってしまった。と感じる方もいらっしゃいます。
再発を予防するためには、
鼻中隔軟骨を延長させた柱に垂れ下がった鼻翼軟骨を
上のほうに支持台をしっかりとめてあげることが重要です。
現在の鼻の形が気に入らない方や
鼻整形について調べている方に
お役に立てれば幸いです。
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