このブログで、意味もなく
言っていることだが、、、
僕は精神病院でゴハンを
作る仕事をしている。
精神病院と聞くと皆さまは、
どう思われるのでしょうか?
残念な事に、昔から言われる
いわゆる、精神分裂病という、
今は統合失調症という病は
ほとんど完治ではないが
小康状態を保てる病となったようだ。
そして今からは自分の精神(脳の)を
好きなようにコントロールできる。
勿論、投薬によって、
時代になるかもしないそうだ。
鬱、悲しみよ、さらば、
集中力は高まり、
武器よ、こんにちは。
私たちは従順な兵士に
労働者になる。
かも知れない。
僕の働く精神病院の
患者さんは殆ど
痴呆、アルツハイマー
アルコール中毒、薬物中毒の
方であろう。
ご飯を作った後、
洗い物をする。
僕はこの作業が好きだ。
どんどん、お皿や
お茶碗が綺麗になって
整頓されいくのが、
テトリスみたいで。
しかし、整頓できない物に
遭遇する事がある。
入れ歯だ。患者さんの
忘れられた入れ歯だ。
入れ歯を見るとショックだ。
何故か。
そこに人体(義体)の
一部だからだ。
指や目もショックだと思うが、
(その忘れ物はないが)
入れ歯は、身近で生活感があって
ショックが大きいのだろう。
僕が昔から歯が弱く、悪く。
将来、僕も入れ歯に
なるのでは、と言う
恐怖に、ずっと震えている。
その恐怖は老いであり、
人体が朽ちていく
人体が破壊されいく
バラバラになる
恐怖である。
兎角、この国は
若さへの、憧れが異常だ。
若くありたい事への欲望。
そして、老いる事の
異常な羞恥心。
そして高齢者への差別。
若き人への期待感と、偏見。
こんな愚痴をこぼしたい訳では
無かった。
映画について
書きたかった。
一つは、15時17分、パリ行き
一つは、アノマリサ
である。
自分は特別な、立派な
他の人なんかと違って、
可愛くて若くて、
生きる意味があり、
人の役に立っている人間。
なんて、勘違いで
傲慢でナルシスト
な考えなんだ。
そんな、気持ちを、少なくとも、
対峙させてくれて、
でも解決はしてくれない。
素晴らしい映画、二本だった。
僕は常に自分という
病気に立ち向かい
戦い、死ぬまで
治療し続けなければならない。
人生は短い。
でも苦しみの時間は
途方も無く長い。
病院でデイケアで働いてる人の中に、
親族が入院されている方が、
たまにいる。
その方が、仕事の合間に、
入院されている親族の方の
病室の窓に近づいて、
何か小さな声で話したり
笑顔で手を振りあったりする
場面を時々、見かける。
人生は、なんて美しい。
戦う価値がある。


