皆様こんにちは
いつもありがとうございます
9月も半ばに入りましたね。
パリも秋の感じが増してきました。
この夏に行ってきた鉱泉治療のお話し
前回は水質についてお話ししました：
アルプスの滞在についてのFB投稿
気になる方はこちら
今日はユリアージュでの鉱泉治療のうち
呼吸器科の治療についてお話しします。
呼吸器科には喘息やアレルギー性鼻炎
副鼻腔炎、咽頭炎、中耳炎、気管支炎
などの患者さんが治療に来ています。
小児喘息のお子さんが来るので
子供の割合が他の科と比べて多いです。
そしてここは皮膚科も同時に扱えるので
アトピーと喘息を両方発症している人には
便利なところです。
娘と私が医師に処方してもらった治療は
以下の3つ（鼻炎用）。
鼻洗浄のコーナー
黒いつまみをひねると容器に水が入り
医師の処方通りの量が入ったら止めます。
そしてそれぞれが購入したノズルを装着
洗面台の端に渡されたタオルを敷いて
その上に横向きで頭を乗せて
上になった鼻の穴にノズルを入れて
水を通して下の鼻の穴から出します。
何もしなくても重力で勝手に水が流れて
容器の水がなくなるまで待つだけ。
ただし、ここで大事な注意事項が
それは、鼻に水を通している間ずっと
「けけけけけけけけけけけけ」
ということ
これをしないと喉に水が流れ込んできて
それを飲んでしまうことになります。
これはモリッジでも同じ指示だったので
「けけけけけけけけけけけけ」
は呼吸器科鉱泉治療の全国共通の
合言葉みたいなものなのかもしれません
念仏を唱えるようにゆっくりいう人や
マシンガンのように早く言う人など
様々で面白いです。
ユリアージュの水は硫黄泉で塩分が多く
塩を足さなくても鼻を洗えるくらい
塩分の濃度が高いのです。
水の塩分が体内と同じくらいでないと
鼻に水を入れたらものすごく痛いです。
この鼻洗浄、スッキリするので私は好きです。
次は購入したこの容器に口と鼻を当てて
蛇口をひねると細かいしぶきが出て
それを吸い込むようにします。
そして自分で同じ青の容器を外して
吸入器に取り付け鉱泉水の吸入です。
霧状の水は吸い込むと気管支まで入って
作用してくれます。
この他にも症状によって医師が行う治療や
器具を使う治療などもあるそうです。
呼吸器科担当のお姉さんは世話好きで
うちの娘に色々と話しかけてアドバイスを
してくれたりしていました。
パリは公害で空気が汚れているので
医師から定期的に家でも鼻洗浄をするのを
強く勧められました。
日本でも専用ポットや器具を購入できますね。
オススメなのは、
圧力をかけて水を出す方式のものより、
片方の鼻の穴からもう片方の穴へと
自然に水が流れるような
鼻洗浄ポットなどが優しくていいと思います。
そして使用する水は薬剤の入っているもの
よりは生理的食塩水がいいと
医師に勧められました。
フランスでは鼻を洗うための海水スプレー
を薬局で普通に売っていて
喉のうがいより鼻の洗浄が重視されています。
このスプレーも手軽でいいけれど、医師は
水を鼻の奥まで通す洗浄の方を勧めています。
鼻炎をお持ちの方や風邪の症状がある時
鼻洗浄をお試し下さい。
次回はリューマチ科治療についてお伝えします。
次回ZoomLiveヒーリング
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その次は10月10日20:20 満月
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