皆様こんにちは
いつもありがとうございます
最近、正義感について考える機会が
いくつかありました。
これからお話しする事は
決して悪いということではありません。
私達が陥りやすい図式について
善悪の判断なしに説明する試みです。
正義感の強い人は世の中の不正や
不条理に対して苦しみます。
正義のヒーローだって
多くの人を救って悪人をやっつけて
感謝されていても
苦悩はつきませんよね。
正義感は善悪の価値判断の上に
成り立っています。
自分、そして社会の規範に照らし合わせ
裁いているのです。
善悪とは同じ一つの線上にあります。
その線上に身を置くと２次元になるので
３次元以上の視点から見れば
同じ次元に見えるのです。
そして、正義を通したい人は往往にして
幼少期に辛い不条理や理不尽な事を
体験していて、他者を救ったりする事で
救えなかった自分自身への救済
としているわけです。
（私もそうでした
）
また、他者を裁いている人は
無意識で自分をそれ以上に裁いています。
その上、潜在意識は自他の区別ができません。
だから他者に対して行っていることを
自分にも同時にしてしまいます。
人のことを悪く言えば
自分の事のように脳にすり込みます。
つまり、他者を罰したいと思えば思うほど
宇宙や神様などに「私を罰して下さい」と
強力な注文を出しているのと同じ事なのです。
そうすれば願いが強いので
願った通りの自分を罰するような現実が
やってくるわけです
皆様これで正義感のメカニズムが
お分かりいただけたでしょうか？
ではどうすればそこから抜けられる
のでしょう
善悪の判断をやめれば良いのです。
簡単でしょう？
物事は全てニュートラルです。
善悪の色をつけているのは我々自身です。
それは目の前で理由もなく暴力を
振るわれている人を見殺しにしよう
と言う事では決してなく、
理不尽な要求に耐えろと言う事でも
全くありません。
必要に応じて必要な行動が取れるには
善悪の判断に引摺られてしまわない事
が肝心です。
そして裁くことをやめてしまえば
裁きたいと思うような事が
やってこなくなります。
同時に貴方自身に深く愛を注いで
本当に必要だったものは裁く事でなく
その深い愛だったことを
思い出して下さい。
貴方の毎日が
愛でいっぱいになりますように
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