試合開始前に中村健選手と島内投手が抹消となり、シャイナー選手が昇格した。
新井監督によると「ファームで目立った成績はなく推薦もなかったけど、外国人選手は場所が変わって気持ちが上がって来る事もある」という理由で昇格となった。
8番ファーストという助っ人起用がどうなのかとは思うが、試合は初回を九里投手が乗り越えると、その裏に2アウトからスタメンに戻した上本選手が四球を選ぶと、小園選手もヒットで続いた。
暴投も絡み23塁とチャンスを拡大したが石原捕手が打ち取られると、その裏に大城選手と岸田捕手の長打2本であっさり先制を許す。
その裏にシャイナー選手のマツダスタジアム1軍初打席があったが、ファールフライに打ち取られていた。
3回表にヘルナンデス選手にヒットが出て、年俸が50万ドルとは思えない姿をみせていた。
3回裏に1アウトから秋山選手が技ありのヒットに、野間選手が約1ヶ月ぶりの長打で23塁とすると、上本選手の打球は浅いライトフライであったが、秋山選手がホーム突入して丸選手の送球が逸れたので同点に追いついた。
だがその送球を見て野間選手が走った事で23塁間に挟まれてタッチアウト。
何で走ったんだろうか?という事を、走りにくかっただろうがもったいないという言葉で、天谷解説の解説がされた。
そして4回表に入ると雨が強くなり2球目が投じられた所で試合は中断。
話す事もなくなった実況席では「シャイナー選手のお好み焼き事情」という謎の情報が紹介され、「マヨネーズが苦手」という事が分かったわけであるが、30分の中断の後に雨が止む気配はないという事でそのまま試合終了で雨天ノーゲームとなった。
その結果、このカードは1試合となった事で巨人がマツダスタジアムで久しぶりの勝ち越しとなる事が決定したのであった。
◆今年から連盟管理節じゃなくなったそうで、なら今日強行開催したのは失敗だったのでは?
元々試合開始前から雨は降っており、19時から強まるという事も予報でハッキリ分かっていた中で、試合開始はされた。
だが結果的にはかなり速いペースで試合は進んだが4回表までしか届かず、これでは先発投手を消費しただけで終わってしまった事になる。
全試合連盟管理節だと思っていたが、8月下旬までは主催球団の判断という今年からは例年の形に戻っていたそうで、それならばカープ球団の判断で中止にする事も出来たのである。
今のチーム状態を考えても強行するメリットが少なかった中で、なぜ強行という判断となったのか?
5回までで決着という形を狙っていたのか?
意図は分からないが、結果的には飲食物は売れたがチケットは払い戻しであり、開催したのが良かったかどうかは分からなかった。
明日は試合がないので休めるという点で強行したのかもしれない。
しかしながらノーゲームでは記録にも残らないので、良かったのだろうか?
最後に球場に来ていた子供にシャイナー選手がボールを渡してファンサービス100点の姿を見せていたのが映像にも映されたが、肝心の本業の方が2軍でも低調という点でそこを何とかしてもらいたい所であるが、落ちる球の連投にあっさり追い込まれ打ち上げている姿を見ると、ファームが推薦しなかった理由は分かる内容であった。
新井監督は起爆剤と考えているようであるが、現実は相当厳しい姿だったと思いますね。
ヘルナンデス選手の方が年俸も安いわけで、何とかしてもらいたいですね。
明後日もマツダスタジアムでの試合である。
オールスターまでは残り9試合、3勝出来れば5割ターンが確定となるが、最後の6試合はビジターゲームである。
苦しい状況ではあるが、何とか立て直して貰いたいですね。