顔色
俺が小さいときは家に風呂がなく、
何時も銭湯に親父が兄貴と俺を連れて行ってくれた。
理由は分からんけど、服を脱がしてくれるとき、
体を洗ってるとき、湯船に入ってるとき、
何時も人の顔を見て、
「このオッチャンはどんな人かな?」
「このお兄ちゃんは何してる人やろ?」
と観察していた。
何時も親父に「人の顔を見るな」と頭を叩かれた!
でも見続けた!
思春期になっても顔を見てたら、
よくケンカを売られてビックリする!
そして、
仕事を始めても見続けてると
お客さんの気持ちが見える気がした!
経営者になって見続けていると
スタッフの思ってることが感じ取れる気がした。
SPCに入って、更に顔色を見せて頂いた。
メチャクチャ勉強になった!
最近になって思った!
『俺は人が好きなんや!』って確認出来た!
有りがたかった。
人の顔色を見続けて53年が経過した。
顔色を見る「行動」は変わらず!
しかし、「目的」は高まりつつある!
これからも人を見続ける人生で有りたい。