調べてみるものだ

こんあとき、あんな本

 

本屋大賞シリーズから。

「クライマーズハイ」(2004年2位)は、同名で映画にもなった。

日航ジャンボジェットが、御巣鷹山に落ちた、世紀の大事故が地方新聞社の

地元で起きた。報道各社に伍して地方新聞社も取材体制をつくり取材ををし

紙面を作る。新聞社組織ないの主導権争い、社長と現場記者の人間模様や

矜持が描かれる。知らない業界の世界が覗き見られて面白い。

 

さて”クライマーズハイ”という言葉は、登山家が極度の興奮状態に陥った末、

危機感覚を麻痺させてしまうことであるという。その状態の時はスイスイと岩場を

登れるらしい。

 

同様な言葉に”ランナーズハイ”がある。

こちらは長時間ジョギングを続けると陶酔感や恍惚感を得ることをいう。

なまずは長距離は苦手だから苦痛しか感じないが知り合いの市民ランナーは

確かにそのようなものを感じるという。

これは脳内物質が分泌されることによる。βーエンドルフィンといわれて

いたが、最近の研究ではカンナビノイドという化学物質説が有力であると

wikiで確認した。調べてみるものです。

 

さてさて、”クライマーズハイ”は怖いらしい。

ハイ状態が続いて登り切ってしまえば問題ないが、途中で覚めると身動き

できなくなるという。フリーズしてしまうのだ。

 

なまずはどちらのハイにも無縁だ。

長距離は走らない、山はハイキングコースしかあるかない。