多数者の専制、議会と議員の責務は

こんなとき、あんな本

 

権力の「背信」 森友・加計学園問題スクープの現場

                 朝日新聞社取材班

 

モリカケ問題は、まさに国民に対する国家権力の背信行為

あり多数者の専制である。

議会と議員の責務を問いたい。

先日見たNHKスペシャル「ノモンハン責任なき戦い」と

同じ構図だ。

国民不在で悪夢を繰り返している・・・

 

 

記録は廃棄してない、記憶がない、記録が出てきても怪文書、

趣旨が違う、あげくの財務省による組織的公文書の改ざんだ。

内閣と上級公務員の不誠実な対応は許しがたい。

 

問題の事実を解明し示すという国民に対する責務を果たさない

議会、議会制民主主義を掲げるまともな国のありようではない。

 

多数派の意見がそのまま通るなら議会は不要である。

議会には国政調査権があり国政執行のプロセスの記録や証言を

求めることができる。

また、衆参議長は名誉職かしているとは言え、議会を調整する

権限を有している。

機会の平等という民主主義の根幹が為されていないという疑惑

に対し、事実を調査し報告するという責務を果たさい、国会議員・

議長のありようとは、、、

 

さらに公文書の改ざんを内部調査と改善策で諒とする内閣と

財務省の対応は国民無視である。

 

腹は立つが事実を再確認するにはよくまとまっている。