末は博士か大臣か

 「位人臣を極めた」のが大臣というが、、、、。
その大臣がオフレコをマスコミに求めるとは、どういうことなのだろうかと
思う。

 大臣は公人ではないか。
その発言、すべてに責任が生じるものとして、発言するのではないか。

 また、政治家は“ことばの人”であるべきではないか。
国会議員は、国や国民の幸福な姿を見るため自分の信ずるビジョンを語り、
選挙民に信任される。
信任された後は、その責務を果たすべく、コミュニケーションを重ね働く。

 自分のビジョンを、信念を持って、ことばで語りコミュニケーションする人
ではないのか。
ことばもコミュニケーションも訓練すれば上達する。
必須のツールではないのか。

 ことば足らずだったとか、言いたいことはあるが、、、との発言も本当か
と思う。

 釈明時にことば足らずを補足すればよいし、言いたいことがあるならいえば
よい。

 国民を前に何も語らず去っていくのは、恥ずべきことではないだろうか。
政治家は、“信念とことばの人”であるべきなのだから。