リーダーシップの考察
リーダーの仕事 パッション(その5)

Passion:情熱、強い心のエネルギー
 パッションとは、「受難・苦難・困難に耐え、乗り切るエネルギー」なのです。
その人にパッションがあるかどうかは、目の前に困難がやってきたとき、
めげたり・あきらめたりせず、乗り越えていこうとしているかどうかなのです。

 本気で仕事に取り組んでいても、ときどき「心が疲れてくるとき」があります。
そんなときの立て直しの元にあるのがパッションなのです。
パッションはミッション・ビジョンから生まれてくる、またミッション・ビジョン
は、自立型の人材育成や組織作りの成功の鍵である。

 京セラの稲盛和夫さんは、
  「世の中で起こる結果 = 能力 × 熱意 × 考え方」としています。
能力と熱意は0~100点、自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、
自分には図抜けた能力はないと思って誰よりも情熱を燃やして努力した人の方が、
はるかに素晴らしい結果を出すことができた例は多い。

 また、ニッサンのゴーンさんは、
  「企業において最も重要な経営資源は社員のやる気である。」と言っています。

(以上、上村 光弼さんの「コーチングが本当に機能する「エンパワーリング」」
の第4回と第5回からの抜粋引用、WisdomのURLは、http://www.blwisdom.com/です。)