リーダーシップの考察
リーダーの仕事 ビジョン(その4)

Vission:将来の理想の姿や夢
ビジョンとは、「理想とする未来像」です。

 ビジョンとは、「誰もがその姿を思うときに素晴らしいと共感し、
ぜひそのためなら、自分も全力で参加しよう!」と感じさせることが
できるのが、本当のビジョンである。

 出荷・利益・シェアなどの目標数字を並べただけでなく、その数字を
達成した向こうにある「夢のような世界」がありありと描けなくては、
メンバーは主体的に動かないのです。

 ビジョンも自問自答して、導きだしてください。

 私には夢がある、「~~」の姿をみるという夢が。

導くものは、上記の「~~」の中の文です。
例えば、「私には、夢がある。○○本部の働く仲間がマーケット・コミュ
ニケーションの企画と実行に知恵を絞り、顧客と喜びを分かち合い、
活き活きと社会と会社と自分のために働く姿を見るという夢が。」

 そうして、現時点で導き出したミッションとビジョンを仲間に示し、
仲間と共に自問自答を繰り返し、進化・洗練していくのです。
ミッション・ビジョンは、チーム・会社を導く、羅針盤なのですから。

(以上、上村 光弼さんの「コーチングが本当に機能する「エンパワー
リング」」の第4回と第5回からの抜粋引用、WisdomのURLは、
http://www.blwisdom.com/です。)