はせを
葉書や手紙を書かなくなりましたが、メールの冒頭に季節に
合った好みの俳句を入れるとお洒落です。
その時の気持ちを表すような先達の句で前ふりをして、本題に
入ると。使えますよ。
俳句と言えば、まず、芭蕉。俳聖ですもの。
句づくりに挑戦と思い立ったなら、芭蕉の関連本を読む。人柄
を知ったり、作品を鑑賞したりするとより興味が増してくる。
芭蕉の俳句の解説本や句集は多々あります。
芭蕉、その人や周囲の人びとの人となりを物語で知るには、
「芭蕉経帷子」、「雪はことしも」別所 真紀子、「悪党芭蕉」
嵐山 光三郎、「芭蕉庵桃青」 中山 義秀があります。
やっぱり、「奥の細道」だというひとには、「おくのほそ道」
板坂 元・白石 悌三 校注・現代語訳がお薦めです。
原文、補注、現代語訳、解説と充実しています。さらに、近代の
眼と題した、「おくのほそ道」に誘われて訪れた近代の作家たち、
それぞれの小文が掲載されています。
もっと本格的に句集をというなら、「芭蕉七部集」
中村 俊定校注 ワイド版 岩波文庫があります。
ワイド版は、ありがたい。
「郷愁の詩人 与謝蕪村」 萩原 朔太郎の付録に収められている
“芭蕉私見”も芭蕉の俳句鑑賞の良い手引きになると思います。
おまけ:
「はせを」は芭蕉の仮名表記です。「ばしょう」とは書きません
でした。
でも何故、「はせを」なのか。
しょ→せ にしたのは、「駒形どぜう」とした理由と同じで、
4文字から縁起の良い3文字にした。
ば→は にしたのは、大和言葉では濁音が語頭に立たないという
決まりがある、古典を踏まえた芭蕉らしい。
う(u)→を(wo)にしたのは、音の響きで子音にしたのだろうと。
何しろ、はせを翁は、常に「俳句は調べを旨とすべし」言っていた
とのこと。以上、それなりの証明になったかな。
葉書や手紙を書かなくなりましたが、メールの冒頭に季節に
合った好みの俳句を入れるとお洒落です。
その時の気持ちを表すような先達の句で前ふりをして、本題に
入ると。使えますよ。
俳句と言えば、まず、芭蕉。俳聖ですもの。
句づくりに挑戦と思い立ったなら、芭蕉の関連本を読む。人柄
を知ったり、作品を鑑賞したりするとより興味が増してくる。
芭蕉の俳句の解説本や句集は多々あります。
芭蕉、その人や周囲の人びとの人となりを物語で知るには、
「芭蕉経帷子」、「雪はことしも」別所 真紀子、「悪党芭蕉」
嵐山 光三郎、「芭蕉庵桃青」 中山 義秀があります。
やっぱり、「奥の細道」だというひとには、「おくのほそ道」
板坂 元・白石 悌三 校注・現代語訳がお薦めです。
原文、補注、現代語訳、解説と充実しています。さらに、近代の
眼と題した、「おくのほそ道」に誘われて訪れた近代の作家たち、
それぞれの小文が掲載されています。
もっと本格的に句集をというなら、「芭蕉七部集」
中村 俊定校注 ワイド版 岩波文庫があります。
ワイド版は、ありがたい。
「郷愁の詩人 与謝蕪村」 萩原 朔太郎の付録に収められている
“芭蕉私見”も芭蕉の俳句鑑賞の良い手引きになると思います。
おまけ:
「はせを」は芭蕉の仮名表記です。「ばしょう」とは書きません
でした。
でも何故、「はせを」なのか。
しょ→せ にしたのは、「駒形どぜう」とした理由と同じで、
4文字から縁起の良い3文字にした。
ば→は にしたのは、大和言葉では濁音が語頭に立たないという
決まりがある、古典を踏まえた芭蕉らしい。
う(u)→を(wo)にしたのは、音の響きで子音にしたのだろうと。
何しろ、はせを翁は、常に「俳句は調べを旨とすべし」言っていた
とのこと。以上、それなりの証明になったかな。