逃げて、逃げ続けたからこそ見える世界もある。 | ただの学生が「勝手に」紹介する「勝手な」ブログをお送りします。

ただの学生が「勝手に」紹介する「勝手な」ブログをお送りします。

激動のキューイチ世代を生きる一学生がお送りする、原点回帰の自己満足型エンターテイメントブログ!

代官山蔦屋書店を「勝手に」応援するため日々、ここ<代官山蔦屋書店>から生中継でお送りします!



ただいましゅーろく中!!http://ameblo.jp/namasyuroku/

このブログをご覧の皆さんこんにちは。しゅへです。
第4回目となる本はこちら。

新装版 こんな僕でも社長になれた
家入一真
イースト・プレス
売り上げランキング: 23,575


連続起業家、家入一真氏の自叙伝です。
この本を知った当時は入手困難でプレミアがついてしまい、仕方なく電子版を購入したのですが、どうやら昨年8月にイーストプレス社から新装版が出ていたみたいです。



この本では「家入一真」という人間の順風満帆なサクセスストーリー...とはお世辞にも言えない、激動の人生譚が語られています。

クラスの人気者だった著者は中学2年の時、些細なキッカケで友達を失い、高校で再起を図るも人付き合いのブランクからすぐに登校拒否児となり退学し、一時は引きこもりにまでなったにも関わらず、なぜ社長になったのか?という経緯が赤裸々に語られています。



この本には著者の人生を変えた数々の出会いがあります。



新聞配達員時代の先輩でありながら、実は芸術家だった片岡さん。

将来家入くんはきっと社長になると言い当てた画家のハネダさん。

ペパボの未来を予知した博多の占い師。

元会社の同僚でペバボ前身会社の社員第一号となった持永さん。

ネットを通じて知り合い、社員第二号になった健太郎さん。


そして、出会い系で知り合った妻、明子さん。





エピローグで著者はこう述べています。

“逃げることは決して悪いことじゃない。前に進めなくて立ち止まるくらいなら、全力で後ろ向きに走ればいい。尻尾を巻いて逃げてしまえばいいのだ。”



本書が教えてくれること。

それは、「人生は何が起こるかわからない。でも、どんな人にだってどこかにきっと、居場所はある。目の前の障害から逃げ続けたとしても、生きてさえいれば、いつかそんな場所が見つかる。」

そう背中を優しく押してくれる一冊だと思います。



ストレスの多い現代を生きる全ての人におすすめです。



ではでは。




家入さんの他の著書はこちら。

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
家入 一真
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 14,905


お金が教えてくれること  ~マイクロ起業で自由に生きる~
家入 一真
大和書房
売り上げランキング: 15,230