ただの学生が「勝手に」紹介する「勝手な」ブログをお送りします。

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激動のキューイチ世代を生きる一学生がお送りする、原点回帰の自己満足型エンターテイメントブログ!

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これからも<ただの学生が「勝手に」紹介する「勝手な」ブログをお送りします。>改め、「ただ学。」をどうぞ宜しくお願い致します!  
このブログをご覧の皆さん、こんばんは。しゅへです。
少し日程が空いてしまいましたが、本日も変わらずここ代官山蔦屋書店よりお送りします。

さて、第6回目となる本の紹介はこちら。

採用基準
採用基準
posted with amazlet at 13.06.29
伊賀 泰代
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 402




採用コンサルタント伊賀泰代さん(@IgaYasuyo)の「採用基準」です。

既に10万部売れているというこの一冊は、一言で言うなれば、著者がマッキンゼーというコンサルティング業界のトップ企業で人事として長年働いた経験を元に、「コンサルティング業界の実体が世間の認識といかに乖離しているか」が描かれている本です。



序盤は自社に応募してくる学生の特徴などから、コンサル業界が求める人材像と応募してくる学生のずれを解き、中盤からは日本におけるリーダーシップの認識の違いを中心に展開していきます。





この本を通して著者は、日本における「真の」リーダーシップの必要性を説いています。



また、第4章では以下のことが述べられています。



第4章リーダーがなすべき四つのタスク
①目標を掲げる
②先頭を走る
③決める
④伝える



徹底的にシンプルな言葉ですが、それらに始まり、それらが全てだと気づかせてくれる大事な要素です。





私自身は本書を読んで「リーダーシップ」「成果主義」という言葉の認識が変わった気がします。
また、「目的を明確にすることの重要性」を改めて認識させてくれました。

正直読んでいて頭が痛くなる言葉ばかりなのですが(笑)、全体を通して久しぶりにインパクトの大きい本に出会った気がします。





最後に、巻末に記載されていた著者のメッセージを添えて。



“リーダーシップを発揮するということは、自動車のハンドルを握るということ同じである。リーダーシップを身につければ、自身が人生のコントロールを握ることが出来る。”





コンサル業界志望の人はもちろん、「真にグローバルな人材」に成りたい人は必読です!





ではでは。
このブログをご覧の皆さん、こんにちは。しゅへです。
第5回目となる本日はコチラの本をご紹介したいと思います。

冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
安藤 美冬
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 18,188




元集英社で現在はノマドワーカーである安藤美冬さん(@andomifuyu)の処女作となる一冊です。

本書は自身の経歴から始まり、集英社を辞めるに至った経緯から、現在のワークスタイルになった過程やその為に何をしたのか等が書かれています。



内容は細かな章ごとにわかれているので、特に重要だと思ったタイトルをピックアップしてみました。



・週末ひとり合宿をする
私個人としてはソーシャル断ちもおすすめです。が、やるなら周りには先に言っておかないと死んでるかと誤解されたりします。笑(実体験)

・自分のスタイルを持つ
私はスキニーにハットとブーツというスタイルが好きなのですが、セルフブランディングの観点から言うと「初めて会った人に覚えてもらいやすい」という利点があります。

・ベースキャンプを定める
私も代官山蔦屋に決めました。勝手に。笑

・チャンスの神様は前髪しかない
有名なことわざらしいです。チャンスはその瞬間だけしかないという例えですね。

・「自分メディア」の編集長になる
彼女はTwitterはばらまきちらし、Facebookは名刺×ポートフォリオ、ブログはアルバムと捉えているそうです。

・初対面で意識していること
握手をする、相手を褒める、つっこみポイントをつける、共通点を見つける、損得感情に訴える、事前準備を怠らない、手土産を用意する

・会いたい人リストをつくる
会いたい人をとりあえず書きだしてみて、自分の興味や願望の傾向を分析した後、どうすれば逢えるか実現方法を考えるとのことです。なるほど!

・政治家のようにビジョンを語る
アツくビジョンを語る人には同じ思想の人が集まってきたり、思わぬチャンスを呼ぶ可能性もありますよね。





この本を通して一番重要だと思った部分。それは、安藤美冬を変えた「奇跡の一週間」から編み出したセルフブランディングの極意は、「キーワードを決めるということ」という部分です。



どうしてただの一個人が短期間の間にこんなにもフォロワーを得ることが出来たのか。
それは彼女が「ソーシャルメディア」「フリーランス」「セルフブランディング」「ノマド」という4つのキーワードに絞って活動していたことに他なりません。



これは情報が氾濫した現代で、どうすれば自分のHP(ブログでも良いです)が見てもらえるようになるのかということと関連しているように思います。
情報のジャンルを絞り、その分野に関してだけは第一人者に近い存在になることが、他のサイトと一線を画す最も簡単で、重要なやり方であると言えます。



そう、専門性を持たない著者がとった行動は、文中の言葉を借りるのであれば、「自分をつくる軸を決めて、極めること」だったのです。

自分の軸をもとに発信することで、そのキーワードに興味を持った人が集まり、そこから仕事をつくっていく。そうやって「職業、安藤美冬」が産まれたことをこの本は教えてくれます。





実はイベント等で安藤さんを何度もお見かけしたことがあるのですが、とても魅力的な考え方(もちろん外見もですよ!笑)をお持ちの方で、また会いたい・じっくり話してみたいと思わせるお方です。

そういえば某イベントにて安藤さんに「好きな言葉や大切にしているコトバは?」と聞いた時、「主体的に生きる、ですね。」と仰っていたことを今でも覚えています。



この本自体はノマドについて書かれているわけでもなく、特にノマドを推奨しているわけではありません。

「心がワクワクしてくるような、自分らしい生き方や働き方を実践すること」を推奨するという意味で、本書は「冒険に出よう」と、そう激励してくれるのです。





今や将来の働き方に疑問や不安を持っている人におすすめしたい一冊です。



ではでは。
このブログをご覧の皆さんこんにちは。しゅへです。
第4回目となる本はこちら。

新装版 こんな僕でも社長になれた
家入一真
イースト・プレス
売り上げランキング: 23,575


連続起業家、家入一真氏の自叙伝です。
この本を知った当時は入手困難でプレミアがついてしまい、仕方なく電子版を購入したのですが、どうやら昨年8月にイーストプレス社から新装版が出ていたみたいです。



この本では「家入一真」という人間の順風満帆なサクセスストーリー...とはお世辞にも言えない、激動の人生譚が語られています。

クラスの人気者だった著者は中学2年の時、些細なキッカケで友達を失い、高校で再起を図るも人付き合いのブランクからすぐに登校拒否児となり退学し、一時は引きこもりにまでなったにも関わらず、なぜ社長になったのか?という経緯が赤裸々に語られています。



この本には著者の人生を変えた数々の出会いがあります。



新聞配達員時代の先輩でありながら、実は芸術家だった片岡さん。

将来家入くんはきっと社長になると言い当てた画家のハネダさん。

ペパボの未来を予知した博多の占い師。

元会社の同僚でペバボ前身会社の社員第一号となった持永さん。

ネットを通じて知り合い、社員第二号になった健太郎さん。


そして、出会い系で知り合った妻、明子さん。





エピローグで著者はこう述べています。

“逃げることは決して悪いことじゃない。前に進めなくて立ち止まるくらいなら、全力で後ろ向きに走ればいい。尻尾を巻いて逃げてしまえばいいのだ。”



本書が教えてくれること。

それは、「人生は何が起こるかわからない。でも、どんな人にだってどこかにきっと、居場所はある。目の前の障害から逃げ続けたとしても、生きてさえいれば、いつかそんな場所が見つかる。」

そう背中を優しく押してくれる一冊だと思います。



ストレスの多い現代を生きる全ての人におすすめです。



ではでは。




家入さんの他の著書はこちら。

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
家入 一真
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 14,905


お金が教えてくれること  ~マイクロ起業で自由に生きる~
家入 一真
大和書房
売り上げランキング: 15,230
このブログをご覧の皆さんこんにちは。しゅへです。

第3回目となる本の紹介です。じゃん。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
ちきりん
文藝春秋
売り上げランキング: 22



“おちゃらけ社会派ブロガー”こと、ちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)の最新刊です。

この本は外資系出身でエリートコースを歩んできたちきりんさんが、少子高齢化・グローバリゼーションといった観点から「これからの未来の働き方」について考えを述べている本です。



本書では「本気のワークライフバランス」の実現を提唱し、職業人生を40代までの前半と40代からの後半に分け、40代で一度仕事を見つめ直すことを勧めています。

詳細は説明しきれないので、是非ご自身で確かめてみてください!




一つだけご紹介すると、今後医療が発達し、100歳まで生きる人が多くなるであろうことを踏まえて、著者が文中で提案している「高齢者シェアハウス」というのがあります。

それは65歳くらいから10人くらいで同じマンションに住み、一日一回必ずランチの時間だけ会う。住んでいるのは別なのでプライバシーも守れるし、毎日会うことで生存確認もできる。



さらに面白いのは、「財産の相続人はその仲間達にする」ということです。

そうすると、誰かが亡くなった場合残りの9人に遺産が相続され、生活費として使用することができ、また誰かが亡くなった場合...といったような循環型のモデルが出来上がります。



もちろん相続税等の法律をクリアする必要がありますが、著者はこれを【長生きするリスクを同世代の中で経済的に担保する、私的でこぢんまりとした保険制度】として提案しています。



私はこれを聞いて「なるほど!」と感心させられました。
言うならば、現代の金融の起源である「頼母子」や「無尽」に近い概念ではないでしょうか。

頼母子・無尽の説明はこちら





最後に、個人的にいいなと思ったフレーズをまとめて紹介します。全てつなげると一つの文章の様にも聞こえますね。



“だから絶対やりたいことは、「いつか」ではなく、「今」やっておくべきなのです。” (P180より抜粋)

“周りにどう見られるかではなく、自分が心から気持ち良いと思える人生を送ること。それがなによりも大事なことなのです。” (P182より抜粋)

”憧れたり、うらやんだりするのではなく、自分自身が本当に欲しい物を見つけましょう。” (P195より抜粋)

“手に入れたいものが明確になるのは、自分のオリジナル人生を始めるために最も重要な、そして最初に必要なステップなのです。" (P197より抜粋)





そんじゃーね...なーんて、ではまた。





ちきりんさんの他の著書はこちら。

自分のアタマで考えよう
ちきりん
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1,127


社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
大和書房 (2013-05-31)
売り上げランキング: 361


ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
ちきりん
イースト・プレス
売り上げランキング: 3,843