三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
ああ・・・愛されてるなあ。ミラ・ジョボビッチ。
ミラの夫君であるポール・アンダーソン監督によるこの映画。普通に見ても面白かったのだけれど、監督がいかに自分の嫁をスクリーンで輝かせるか考え抜いて撮った映画だと仮定すると、それはそれで面白い解釈ができそう。
まずは原作。アレクサンドル=デュマの代表作である「三銃士」ですが、様々な作品が映像化されているデュマの小説ですが、どの映画も原作が古典であるということに囚われすぎているのか、格調高くしようとして大人しい出来映えのものが多い。長い原作を2時間にまとめることもデュマ原作の映画が失敗しやすい要因なのだけれど、デュマの魅力は古典文学というより時代を超えた血湧き肉踊る活劇であることだと思っている。なので、コスチュームプレイとして見た目の楽しさを確保し、内容は思いっきり現代的なエンターテイメントにアレンジした今回の解釈は大正解だと思った。
で、ミラを麗しいブルボン王朝の衣装に身を包ませ、やってることは「バイオハザード」と一緒という、彼女の持ち味を存分に引き出す作りになっている。印象に残るアクションシーンって、ミラジョボの奴ばっかりだし。演じる役も悪女の代名詞たる妖婦ミレディ。ものすごくオイシい役どころであります。
この映画には王妃の侍女として、ミラの地位を脅かす美人が出演しているのだが、ミラびいきの監督に割を食わされた感じ。おそらく彼女の一番の見せ場である、カレーにて三銃士を出港させるために囮となるシーンでは、まさかの見せ場シーンごとバッサリとカットされてしまっている。代わりに続くのはミラが三銃士たちの性格からどう攻め込むかの奸計を働かせるシーン。露骨過ぎるがミラありきでこの映画を作ってんだからしょうがない。
ミラの地位を脅かすキャスティングが実はもう一人、これまでのイメージを覆す悪役を演じたという触れ込みのオーランド・ブルーム。しかしこの人、まさかの映画の宣伝のために配役されたかのように見せ場が全く無く、悪の魅力どころか何だかマヌケな役で、やっぱり彼もミラジョボのかませ犬なのであった。
そもそもミラ・ジョボビッチはどうにもB級な感じを醸してしまう女優である。美人なのに安っぽいというか有り難みが薄いというか。それはポール・アンダーソン監督も同様で、ワタクシ個人としてはミラジョボのカッコ良さもアンダーソン監督のエンターテイメント性も大好きだけど、この夫婦がそろってアカデミー賞に出席することはまず無いだろうと思う。そんな二人が持っている魅力を最大に発揮したのが今回の三銃士なワケだから、まあイイじゃない他の細けえコトは、とういう感じで楽しく見ておりました。
ミラの夫君であるポール・アンダーソン監督によるこの映画。普通に見ても面白かったのだけれど、監督がいかに自分の嫁をスクリーンで輝かせるか考え抜いて撮った映画だと仮定すると、それはそれで面白い解釈ができそう。
まずは原作。アレクサンドル=デュマの代表作である「三銃士」ですが、様々な作品が映像化されているデュマの小説ですが、どの映画も原作が古典であるということに囚われすぎているのか、格調高くしようとして大人しい出来映えのものが多い。長い原作を2時間にまとめることもデュマ原作の映画が失敗しやすい要因なのだけれど、デュマの魅力は古典文学というより時代を超えた血湧き肉踊る活劇であることだと思っている。なので、コスチュームプレイとして見た目の楽しさを確保し、内容は思いっきり現代的なエンターテイメントにアレンジした今回の解釈は大正解だと思った。
で、ミラを麗しいブルボン王朝の衣装に身を包ませ、やってることは「バイオハザード」と一緒という、彼女の持ち味を存分に引き出す作りになっている。印象に残るアクションシーンって、ミラジョボの奴ばっかりだし。演じる役も悪女の代名詞たる妖婦ミレディ。ものすごくオイシい役どころであります。
この映画には王妃の侍女として、ミラの地位を脅かす美人が出演しているのだが、ミラびいきの監督に割を食わされた感じ。おそらく彼女の一番の見せ場である、カレーにて三銃士を出港させるために囮となるシーンでは、まさかの見せ場シーンごとバッサリとカットされてしまっている。代わりに続くのはミラが三銃士たちの性格からどう攻め込むかの奸計を働かせるシーン。露骨過ぎるがミラありきでこの映画を作ってんだからしょうがない。
ミラの地位を脅かすキャスティングが実はもう一人、これまでのイメージを覆す悪役を演じたという触れ込みのオーランド・ブルーム。しかしこの人、まさかの映画の宣伝のために配役されたかのように見せ場が全く無く、悪の魅力どころか何だかマヌケな役で、やっぱり彼もミラジョボのかませ犬なのであった。
そもそもミラ・ジョボビッチはどうにもB級な感じを醸してしまう女優である。美人なのに安っぽいというか有り難みが薄いというか。それはポール・アンダーソン監督も同様で、ワタクシ個人としてはミラジョボのカッコ良さもアンダーソン監督のエンターテイメント性も大好きだけど、この夫婦がそろってアカデミー賞に出席することはまず無いだろうと思う。そんな二人が持っている魅力を最大に発揮したのが今回の三銃士なワケだから、まあイイじゃない他の細けえコトは、とういう感じで楽しく見ておりました。