今年の栗はどんな栗? | 今日も定時ダッシュ

今年の栗はどんな栗?

 いやもう最悪でした。渋皮煮を作るようになって3年、年々栗の質が落ちているように思う。去年は冷夏で今年は猛暑の影響があったのかもしれないし、もしかして景気が悪くなって質の良い栗の需要が落ちているのかもしれない。

 9月の半ばに今年初めて買った栗が、これがもしかして去年から冷凍した栗じゃねえかというくらい古い感じのもので、栗の筋が渋皮に貼り付いて茹でれど扱けど取れやしない。別の時には傷んだ栗を撥ねていたら半分くらい減ってしまったとか、そんなのばかりだった。

 京都で小用(←学園祭ポケモンゲット)を済ませた後、近くの店で丹波栗を購入したのだが、そのときの売り子のおばさんの言葉が、「栗は外身じゃ善し悪しが分からなくて、実際に剥いてみるまで分からないんですよお。同じ畑のものでも採れた時期で味が変わったりすることもありまして」などと説明していたのだが、なんとなくその台詞が「フォレスト・ガンプ」にあった「人生はキャンディ・ボックスだ。開けてみるまで分からない」の台詞を思い出させるも、これはきっと目の前の売り物の栗が下物であることを誤摩化しているに違いない、さすが京都、一見には上辺だけのトークをかましてくれるよと思ったら、睨んだ通りの駄栗だった。

 そんな感じでブーブー文句たれながらも9月半ばから毎週栗を煮続けて、都合10キロくらいの渋皮煮を作ったのだけれど、どうも栗の粒を生かした菓子を作る気になれず、ペーストにしてクリームに混ぜる作戦に出るの巻。

 という訳で、秋の夜長に栗のクリームパイなどを作ってみる。今年は栗に対する愛情が湧かないので、説明がぞんざいなのはご容赦。

材料は、冷凍パイシート2枚にカスタードクリームを2セット、生クリーム1パック、板ゼラチン3枚、バナナ5本程度と栗の渋皮煮を10~15個、それと渋皮煮のシロップです。

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パイを焼いて冷ましてジャム塗ってバナナを乗せる

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栗を砕いてシロップとミキサーにかけて、十分立ての生クリームと混ぜて、カスタードと混ぜて、氷水に浸してレンジでチンして溶かしたゼラチンを混ぜて、そいつをパイに流し込む

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ぞんざいに作った割には、バナナの鼻に抜ける風味と栗のまったりした味わいがマッチして、子供達にも妙に好評でした。プロは生クリームの脂肪分だけでクリームを立てることが出来るワザを持っているようですが、シロートは素直にゼラチンを使った方が確実です。一度ゼラチンを使わずに作ったところ、クリームがドロドロと流れてヒドい出来になってしまいました。