ナイト&デイ
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの、なんとなくどちらも旬を過ぎた感じのヨレ具合が妙に映画にマッチしていて、緩いサスペンスコメディならがも非常に楽しめる映画でした。
映画の冒頭からトム・クルーズの怪演が光っていて、カーチェイスのシーンでキラキラ目のドヤ顔でフロントガラスに貼り付いたり、人当たりの良い笑顔を振りまきながらも「こいつはヤバい」と思わせる狂気を備えていたりと、正体が判明するまでのトム・クルーズはまさにキチガイそのものだった。でもって、そのイメージはここしばらくの奇行が目につくトム・クルーズのイメージそのままだったりして、この役はトム・クルーズだからこそ、という説得力に溢れていた。「ソルト」を蹴ってこっちを取った(←推測)だけのことはある。興行収入では負けてそうだけど。
けれども、この映画における主役はトム・クルーズではなくキャメロン・ディアスである。「ナイト&デイ」はヒッチコックの「めまい」の男女の役割を入れ替えたような作りになっていて、事件の中心はトム・クルーズでありキム・ノヴァクなのだが、映画の中心はあくまでも巻き込まれる方のキャメロン・ディアスでありジェームズ・スチュアートである。キャメロン・ディアスの老け具合はいくらなんでもコレはダメだろうと思いながらも、トム・クルーズに翻弄されながらも映画の中心に居続けられるだけの女優というと、やっぱりキャメロン・ディアスが一番だと思う。
映画のラストで、これまで主導権を握っていたトム・クルーズと、彼に振り回されていたキャメロン・ディアスの立場が入れ替わる象徴的な出来事が起こる。そこではもう、トム・クルーズの人外な目ヂカラはなく、訳も分からず右往左往していたキャメロン・ディアスもいない。なかなか小粋なラストでありました。
こんな人にオススメ:予想以上に丁寧な作りの映画だったので、大人のデーとムービーとして是非
映画の冒頭からトム・クルーズの怪演が光っていて、カーチェイスのシーンでキラキラ目のドヤ顔でフロントガラスに貼り付いたり、人当たりの良い笑顔を振りまきながらも「こいつはヤバい」と思わせる狂気を備えていたりと、正体が判明するまでのトム・クルーズはまさにキチガイそのものだった。でもって、そのイメージはここしばらくの奇行が目につくトム・クルーズのイメージそのままだったりして、この役はトム・クルーズだからこそ、という説得力に溢れていた。「ソルト」を蹴ってこっちを取った(←推測)だけのことはある。興行収入では負けてそうだけど。
けれども、この映画における主役はトム・クルーズではなくキャメロン・ディアスである。「ナイト&デイ」はヒッチコックの「めまい」の男女の役割を入れ替えたような作りになっていて、事件の中心はトム・クルーズでありキム・ノヴァクなのだが、映画の中心はあくまでも巻き込まれる方のキャメロン・ディアスでありジェームズ・スチュアートである。キャメロン・ディアスの老け具合はいくらなんでもコレはダメだろうと思いながらも、トム・クルーズに翻弄されながらも映画の中心に居続けられるだけの女優というと、やっぱりキャメロン・ディアスが一番だと思う。
映画のラストで、これまで主導権を握っていたトム・クルーズと、彼に振り回されていたキャメロン・ディアスの立場が入れ替わる象徴的な出来事が起こる。そこではもう、トム・クルーズの人外な目ヂカラはなく、訳も分からず右往左往していたキャメロン・ディアスもいない。なかなか小粋なラストでありました。
こんな人にオススメ:予想以上に丁寧な作りの映画だったので、大人のデーとムービーとして是非