11/22はちょっと前まではいい夫婦の日で映画が2人で2000円だったのに、知らんうちにカップルデーになったかと思ったら、今やペアデーになって2200円に値上がりしてた!
夫婦でなくて同性同士のペアでも良くなったのは、嬉しい。けど今日は普通に夫婦で映画観てきました照れ

『ローガン・ラッキー 』か『ラストレシピ』で迷ってましたが、結局ダニエル・クレイグでなくニノを取ってしまったー!
結果的にはいい夫婦の日にピッタリな内容でした。

満州国で日本人と満州人とで考案された「大日本帝国食菜全席」という幻のレシピをめぐる物語です。一度食べた味は完璧に再現できる「麒麟の舌」を持つ2人の天才料理人が主人公。
1930年代に満州で食菜全席を考案した料理人・山形を西島秀俊が、現代に生きる孤独な天才料理人・佐々木を二宮和也が演じています。

満州の関東軍将校から「中華の満漢全席を超えるフルコースレシピを作れ」という命を受けて、山形は112品もの全席を完成させます。
そもそも満漢全席が、満州料理と漢民族料理の選りすぐりメニューを合わせて作られたという経緯を知らなかった!あ、だから満漢全席か…キョロキョロ

満州という国は日本の傀儡国家として誕生し、終戦によって解体されましたが、元々は「五族協和」をスローガンとした理想郷を目指していました。理想は理想だし、関東軍に操られていたので日本人以外には全く歓迎されていなかったのですが…
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満州国の国旗。和・韓・満・蒙・漢の五族協和を謳っていました。

そんな時代背景を取り入れていて、とても興味深かったです。まだまだ知りたい、満州。
なぜか昔から満州という国・土地に関心があり、いろいろ満州関係の本を読んでいましたが、五族協和には否定的なものが多かったです。
思想としては悪いものではなかったと思うのですが。多民族国家に興味があるので、そう思うのでしょう。

映画の中にも当時の満州の様子が描かれていて、多国籍な街には興味津々!日本語、中国語の他に何と言ってもロシア語が入ってくるのが満州ならでは!街の景観を見ているだけでも楽しいラブ

そうだー‼️何に一番ビックリしたかと言えば、西島秀俊さんの流暢な中国語とロシア語!多言語俳優好きにはたまらん…

わー、レシピからだいぶ逸れた!
山形さんは満漢全席のように、食菜全席をこの五族協和を目指して、多民族の良いところを合わせてレシピを作ろうとしたんですね。
そのメニューはどれもこれも味も想像できないようなものばかりでした。とにかく食べてみたいと思ったのは、ビーフカツサンドとロールキャベツの雑煮風。あと鮎の春巻き!

本当によく練られた脚本で、素晴らしい作品でした。あと、観たら必ずお腹が空きますニヤリ