鹿に最後に勝ったのは2003年7月@草薙
私はこの試合でメガホンをなくしました。
トゥットが2得点して、試合後に看板を飛び越えてサポーターのところに行こうとして転んで、怪我をしたんだよなぁ。
で、相手の小笠原が退場。
この年は大木監督の下、アンジョンファンにトゥットのツートップで、最終ラインには森岡やイチなど代表クラスのDFが並び、中盤もテルや三都主がいてとっても豪華。
これで優勝しなければいつ優勝するの?というメンバーが揃っていたんだけど、4バックがバカスカ点を取られ(左SBの村松が狙われてたんだよね・・・)、どうにもちぐはぐな試合を繰り広げていた中で、この鹿島戦から慣れ親しんだ3バックに移行して上手くいったんだったなぁ。
当時の試合に出ていて今もいるのはイチにテルにサブにいた純平のみとは、5年でこんなに選手が入れ替わっちゃうんだね。
・・・にしても5年は長かったね!
2003年のこの試合までは鹿島はお得意さん中のお得意さん。
あちらさんがどんなに強くて調子がよくても、うちが弱くて調子が悪くても、鹿島には相性がよくて勝ててたんだよね。
通算成績で鹿島が唯一負け越していたのが清水。
今後何年負け続けなければ、通算成績で五分になることはないね♪なんて楽観していたら、いつの間にやら逆お得意さんになっていて、気づけばあれだけあった対鹿島貯金がわずか2!!!
思い出に浸っている場合じゃないわねw
今日の試合を振り返るわよ!
あちらさんはACLの疲れの真っ只中。
試合を通じて体が重く、走れていなかった。
ミスも多かったし、明らかにいつもの鹿島じゃなかった。
マルキもいなかったしね。
それでもあの鹿島に自分たちの形で試合をさせなかったことが大きかった。
展開としてはFC東京戦と似ていたと思う。
先行したらとにかく逃げ切り。
今のエスパルスには、勝つにはこの形しかない。
後半途中まではこちらのペースで試合ができていたわけだから、それまでに追加点が取れればもっと楽に試合運びができたと思うんだけど、それができないのが今のエスパルス(笑)
いや、笑い事じゃないんだけどね。
前線からプレスをかけられていたし、攻撃に切り替えたときにみんな前を向いてプレーできていた。
みんなよかったんだけど、あえてポイントを挙げるならオカとタク!
オカは守備では前からプレスをかけ、攻撃ではキープしてくれるしシュートも打てるし、監督の指示以外に自分の考えで裏を取ってくれたり、オカの動きで周りがずいぶん楽にプレーできたと思う。
自分で行くところは行って、周りを使うところは使う。
シンプルなプレーなんだけど、これがすごく効果的だった。
タクは守備はいつもどおりだったんだけど、目を見張ったのは攻撃参加。
ワンボランチなのに今日はサイドから上がってクロスを上げたり(精度は別としてね 笑)、かなり攻撃参加していて。
やっぱりタクかテルが攻撃の時に絡んでくると厚みが出るね!
タクのあのシュートは本当に素晴らしかった!
考えてみればまだルーキー。
あそこで落ち着いてゴール左隅を狙うとはなかなか憎いよ!
あの得点で試合が決まったし、落ち着いた。
いや~、勝った試合は書きたいことがいっぱいだわ( ´艸`)
FW2人がキープできたんで、スペースに飛び出すのが上手いエダが生きたかな?(この試合ではボールを前に運ぶ役割も担ってた感じ)
淳吾は最近お疲れだけど、タクのゴールに繋がるクロスを上げたのも淳吾だったね。
みんながサボらずに一生懸命走って頭を使って要求して・・・って当たり前のことをやれば勝てるんだよ!
とにかくみんなよく走っていたんで、足攣ってたね。
中断前はあと1試合。
ここを勝って五分にして終わるのとそうでないのは雲泥の差!
今後に大いに響いてくるし、順位の近いヴェルディなので、直接叩いておきたいところ。
意外と上位とも差がないし(下位とはもっと差がないんだが・・・)、少しでも上位に食い込むには絶対に勝ち点3を取らないとね!