今日で48歳になりました。

今朝の桜。

春霞む夜明けの空と桜の、なんて儚い美しさ。

もう葉桜になりかけています。

お誕生日でもいつもと同じ朝、いつもと同じ１日。

お誕生日が特別ではないことも、とりたてて祝ってもらうことがなくても、だからどう…とは思わなくなった。

子どもの頃、20代、なんなら親になり30代になってもまだ、言葉だけでもお祝いがないとほんとうは寂しかった。世界に忘れられたような気がして。

いつからか、強がりではなくほんとうに寂しいと思わなくなった。年齢を重ねることを忘れたいわけでもなく。

人はその人生をかけて、

半分は与えられる与えてもらう、

残りの半分で与える生き方をするようになっているんじゃないかなと思う。

私は48になり、与える生き方をしていくんだろう。

そんなことを朝に思いながら、

先日から友人や家族…といっても、実家の母や妹だけど…から、ささやかなプレゼントをもらったり、LINEや電話をもらったりした。

その人の人生に「お誕生日おめでとう！」と祝ってあげたい人として、その人の人生に関わっている…

そのことが、とてもありがたく嬉しかった。

幼い頃若い頃は…ほんとうに誰にも「おめでとう」と言ってもらえなかった歳なんてなかったのに、その年最初の「おめでとう」をもらうまで、なぜ寂しく不安になっていたんだろう？

人生の半分はやはりそういうものなのでしょうか。

新しい１年にやりたいことがいくつかあります。

ひとつずつ、自分のために、積み重ねていこうと思います。

私が生まれた日